秋元康氏、ゆきりんを「気遣いの人」と称える

　ＡＫＢ４８総合プロデューサーの秋元康氏（５７）が、６日に福岡・ヤフオクドームで開催された「第７回ＡＫＢ４８選抜総選挙」の舞台裏で、ＡＫＢ４８柏木由紀（２３）が、テレビの生放送時間を気にして自身のスピーチを短く済ませようとしていたことを明かし、「気遣いの人」と評した。

　速報２位から初の１位を狙った柏木だが、一歩届かず。王座に返り咲いたＨＫＴ４８指原に次ぐ２位に終わった。それでも自身の過去最上位に「２位をいただいて、私は今まで他のメンバーに甘えたり頼ったり、波風立てたくないなと思ったところもありましたが、私はいろんなことから逃げません！　ＡＫＢグループを大きくするためにも、２位が背中を押してくれると思い、ＮＧＴ４８も成功させると使命感に燃えております」と力強く語った。

　今回の総選挙の模様はフジテレビが生中継したが、放送時間の関係もあり、上位メンバーのスピーチが途中で遮られるなどのゴタゴタも見られ、放送中からネット上では批判の声があがっていた。

　秋元氏によれば、柏木はそうした状況の中で、自らのスピーチ時間を削って放送時間を短縮しようとしていたという。「あんな状況でも、たかみなに『自分のスピーチを短くしないと生放送な時間に入らなくなる』と言っていたそうです」と明かし、「気遣いの人ですね。そこが柏木の魅力です」と称えた。