“ビビリ女王”さしこ、念願胴上げも「キャー怖い！ホントに怖い」

ＨＫＴメンバーに胴上げされた指原莉乃。おびえながら宙に舞った＝福岡市（撮影・塚本健一）（写真：サンケイスポーツ）

　６日に開票された第７回ＡＫＢ４８選抜総選挙で１位を獲得したＨＫＴ４８の指原莉乃（２２）が７日、福岡ヤフオクドームで行われた総選挙の後夜祭ライブで胴上げされた。宙に３度舞うと、「怖かった〜」と“腰抜け”状態ながら大興奮。６日に決まった新選抜メンバー１６人のセンターにさっそく立つなど、総選挙から一夜明けたこの日も、さしこが主役だった。

　歓喜の舞いだ。パ・リーグ首位に立っているプロ野球ソフトバンクのおひざ元で、工藤公康監督（５２）より一足早く？指原が胴上げされた。

　開票前日の５日に「１位になったら胴上げされたい！」と話していたが、ステージでＨＫＴの１４人に体を持ち上げられ「キャー、怖い！」と悲鳴。２万８０００人の「ワッショイ」という掛け声に合わせ、「ホントに怖い！」と連呼しながら３度宙に舞った。

　胴上げが終わると「ヤバイ…」とフラフラ。「（落とされて）命を絶つのかと思った。信じ切れてなかったけど、ありがとう」と感謝した。

　過去最多の１９万４０４９票を獲得し、２年ぶりに女王の座に返り咲いた前夜から大忙しだ。開票イベント後は会見を開くなどした後、休む間もなくＮＨＫＢＳプレミアム「ＡＫＢ４８　ＳＨＯＷ！」（土曜後１１・１５）に生出演。この日は後夜祭ライブで新選抜メンバー１６人をお披露目するため、早朝からリハーサルに臨んだ。祝勝会を開く余裕はなかったが、後夜祭の後は２位の柏木由紀（２３）、３位の渡辺麻友（２１）と食事を楽しんだようだ。

　総合プロデューサーの秋元康氏（５７）は新曲について、トークアプリ「７５５」で「路線変更します」とコメント。指原のセンター決定を受け、曲調などの変更に着手したとみられる。

　「１位になったら水着でライブ」との公約は、この日は実行せず今後に持ち越しに。指原は「未熟な私をまだまだ支えてください！」と改めて感謝したが、女王の今後の動向から目が離せない。