長野未来のため戦争にNO 長野で安保法案反対集会
国会で審議中の安全保障関連法案に反対する「NO!戦争する国 生かそう!平和憲法 6・7長野県民大集会」が七日、長野市旭町のひまわり公園で開かれた。主催者発表で二千八百人が集まり、政府に対する抗議の声を上げた。 県民集会は戦争をさせない1000人委員会信州や労働組合など県内百団体が参加。百歳のジャーナリスト、むのたけじ氏が講演した。 むの氏は従軍記者の経験から、戦場での心理状態を「自分が生きるためには相手を殺さないといけない、絶望的な気持ちが三日続く。だが、四日目には道徳感が変わり、略奪、暴行につながる」と解説。「幸福な未来がある子どもに悲しみを与える戦争を、どうして許すことができるでしょうか」と訴えた。 講演の後、「県民の良識を結集し、法案を阻止する」とするアピール文を採択した。 諏訪市から駆け付けた介護士の伊藤路子さん(27)は「政府の進め方は危険だと思う。声を出さないと政府に何も伝わらないと感じて参加した」と話した。 集会後、参加者は「戦争法案反対」などと書かれたプラカードを掲げて、長野市内をデモ行進した。 (武藤周吉) PR情報
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