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日本とプーチン大統領との対話 独首相が支持6月8日 5時21分
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安倍総理大臣は、G7サミット=先進7か国首脳会議に合わせて、ドイツのメルケル首相と個別に会談し、北方領土問題の解決に向けてロシアのプーチン大統領と対話を進める考えを伝え、メルケル首相も支持する考えを示しました。
会談で、安倍総理大臣は、ドイツ訪問に先立って日本の総理大臣として初めてウクライナを訪問したことについて、「G7の次期議長国として、ウクライナ問題の解決に向けた日本の積極的な取り組みや意思を示すためのものだ」と述べました。
そのうえで、安倍総理大臣はウクライナ情勢を巡って欧米と対立するロシアとの関係について、「未解決の北方領土問題を抱えており、その解決に向けて首脳間の直接対話が必要だと考えている」と述べ、プーチン大統領との対話を進めることに理解を求めました。
これに対し、メルケル首相は「安倍総理大臣自身がコンタクトをとって領土問題の解決に努力したいという姿勢をとっていることに賛成する。世界の紛争が1つでもなくなることはよいことで、できることがあればサポートしたい」と述べ、支持する考えを示しました。
また、安倍総理大臣は、国会で審議が行われている安全保障関連法案について説明し、メルケル首相は安全保障法制の整備に向けた日本政府の取り組みを評価する考えを示しました。
安倍総理大臣は、メルケル首相に続いてイタリアのレンツィ首相とも会談し、ウクライナ情勢や安全保障関連法案などを巡って意見を交わしました。
そのうえで、安倍総理大臣はウクライナ情勢を巡って欧米と対立するロシアとの関係について、「未解決の北方領土問題を抱えており、その解決に向けて首脳間の直接対話が必要だと考えている」と述べ、プーチン大統領との対話を進めることに理解を求めました。
これに対し、メルケル首相は「安倍総理大臣自身がコンタクトをとって領土問題の解決に努力したいという姿勢をとっていることに賛成する。世界の紛争が1つでもなくなることはよいことで、できることがあればサポートしたい」と述べ、支持する考えを示しました。
また、安倍総理大臣は、国会で審議が行われている安全保障関連法案について説明し、メルケル首相は安全保障法制の整備に向けた日本政府の取り組みを評価する考えを示しました。
安倍総理大臣は、メルケル首相に続いてイタリアのレンツィ首相とも会談し、ウクライナ情勢や安全保障関連法案などを巡って意見を交わしました。