金塊を時価よりも安値で販売するとして、日本人から約6億4000万ウォン(現在のレートで約7100万円)をだまし取り逃走した50代の男が警察に逮捕された。
ソウル松坡警察署は5日、男(52)を特定経済犯罪加重処罰法の詐欺容疑で逮捕したと発表した。
男は今年1月29日、日本人男性(48)に対し、金塊17キロを販売するという条件で代金7000万円を送金させながら、金塊を引き渡さず行方をくらました疑いが持たれている。
警察によると、日本に長い間居住した男は、周囲から金塊について多くの情報を得ており、知人たちの間で「金塊に詳しい」といううわさが流れた。これをきっかけに犯行を計画した男は昨年3月、韓国で貿易会社を設立し、日本に渡航して、知人たちに金塊を安値で販売すると持ち掛けていた。