牡丹と薔薇

昭和四十七年十月、鏡子が育ててきた富貴子の子、ぼたんは満一歳の誕生日を迎える。一方、富貴子は女児を出産。「香世」と名付けられる。

番組内容

このドラマは数奇な運命に翻弄され、苛酷な人生を辿りながらも、自らの信じる道をひたむきに生きる姉妹・真世と香世の30年に及ぶ壮大な愛の物語である。昭和45年、大阪で万博が開催され、時あたかも列島改造ブームに沸き、高度経済成長まっしぐらの時代。実の姉妹である真世と香世は、大人になるまで互いの存在を知ることなく成長する。しかし運命のいたずらは、2人をひとつ屋根の下に住まわせる。≪今回のあらすじ≫昭和四十七年十月、鏡子が育ててきた富貴子の子、ぼたんは満一歳の誕生日を迎える。一方、富貴子は女児を出産。「香世」と名付けられる。鏡子は板前の友重と結婚し、ぼたんは中学二年生になり三歳下の弟・和人をかわいがっていた。看護師に復帰した鏡子の病院に、偶然野島冬子が入院してきた。二人は顔を合わせるが、お互いに何も気づかなかった。しかし…。

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