MERS:デマ流した34歳男を書類送検 /釜山

特定の病院を名指し、「感染が疑われる患者が来院、5階の立ち入りを規制」
業務妨害容疑を適用

 釜山市で中東呼吸器症候群(MERS=マーズ)に関するうその情報を流した30代の男が検挙された。

 釜山沙上警察署は4日、34歳の男を書類送検した。男は今月1日午前5時25分ごろ、簡易投稿サイト「ツイッター」で、実在する病院の名前を挙げ「当分の間、釜山○○病院への出入りを自制するようお願いする。きょう、MERSへの感染が疑われる患者が来院した。現在、本館5階の立ち入りを規制している」といううその書き込みをした疑いが持たれている。警察は、問題の病院からの届け出を受けIDを調べ、男を検挙した。刑法では、虚偽の事実を流布し業務を妨害した場合、5年以下の懲役または1500万ウォン(約170万円)以下の罰金刑に処すると定めている。

釜山=権慶勲(クォン・ギョンフン)記者
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