短期掲載：「新国立競技場に執着する安藤忠雄の大罪」

2014-09-07 14:53:25
テーマ：ブログ

Web紙の爆弾
月刊紙の爆弾8月号に寄稿した記事。

皆の衆、読んでくれい。

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1. 雑草派建築家が成金建築家に

おっしゃるとおり！藝大教授になっていたら安藤先生の人生も変わっていたでしょう。トーダイ教授には色々利権絡みですり寄って来る輩も多いでしょう。安藤先生クラスになると、国際コンペもバーターで入選作品、建築家を決めるなんてことも有るんでしょうね。

本間正彰 2014-09-08 16:33:56 >>このコメントに返信
2. ちょっと心配

おっしゃることはもっともだと思いますし弾劾されて然るべきと思いますけど、安藤大先生が本丸中の本丸ってワケじゃないんじゃないかな。
自惚れが昂じて利用されるの承知でまんまと安請け合いしちゃった・・・ってのは焼きが廻った証拠だとは思いますけどね。
お年を召したってことでしょうかね。
ただ、ここで安藤さん一本に問題が収斂しちゃうと本丸からすれば却って好都合なこと。
あれもこれも押し付けて切り捨てればそれでOKってなりそうで・・・。
ある意味、意図せず不戦敗に持ち込まれそうな気がします。
どうしたもんかな・・・。

Pluteus 2014-09-08 19:49:29 >>このコメントに返信
3. 無題

すごい所から凄い変則アッパーですね。
ちょっと引きましたが。
決してここにかかれていることは、森山さんだけの想いではありません
是非とも、安藤忠雄閣下にも読んでもらわねばなりません！

yulan 2014-09-08 23:44:56 >>このコメントに返信
4. Re:ちょっと心配

重要な指摘と思います。＞Pluteusさん

ampm2014 2014-09-09 01:07:05 >>このコメントに返信
5. Re:ちょっと心配

＞Pluteusさん

今の政府、官僚機構で、この問題が省みられることは到底期待できない、でしょうから。このような論説は当然の帰結とも思います。
あとひとつの方法は、デザイン面ではなく、世論とか財政上の問題とか技術的な問題とかに絞ってザハに直接訴えるのは？
JIAには出来ると思います。
ザハのリアクションで、頭越しにされた安藤氏も変るかも。
今秋、オペラシティでザハ展も企画されているようですから、ザハとしても大きな問題をクリアーしたいはずです。
皮肉なことにオペラシティの上層階からは、代々木が丸見えで、今の国立競技場の赤茶色のトラックの美しい姿もよく見えます。オープンスペースでのオリンピック競技、これ基本ではないでしょうか？

かんてつ 2014-09-09 13:13:58 >>このコメントに返信
6. 内容には同意だが

最後の秀吉の例えはチョットこのあたりで文章全体の足を引っ張ることになってる。歴史的解釈としての問題がある話で（当時のスペイン及び明の思惑が絡む話）一概に無益と呼ぶわけには行かない話なので。

ああん 2014-09-09 16:57:38 >>このコメントに返信
7. Re:雑草派建築家が成金建築家に

＞本間正彰さん
国際コンペにおけるバーター、というよりも、ある時代における大きなトレンドとそれに反抗するグループは、常に新陳代謝を繰り返すべきだと思います。そういった意味では安藤忠雄氏は建築家の職能から完全に逸脱してしまっているのです。

建築エコノミスト森山（今日は安藤忠雄研究の話） 2014-09-10 16:41:56 >>このコメントに返信
8. Re:ちょっと心配

＞Pluteusさん
おっしゃるとおりです。
「自惚れが昂じて利用されるの承知でまんまと安請け合いしちゃった・・」
まんま、あたりでしょう。
「安藤さん一本に問題が収斂しちゃうと本丸からすれば却って好都合なこと。あれもこれも押し付けて切り捨てればそれでOKってなりそうで・・・。」
この可能性も高いのですが、戦略的に今の状況で僕がそこに関心を移してはダメなのです。
なぜなら、わたくしは参謀として戦っているのではなく、モロ戦力本体なので。
そういった意味では、
僕がガンガンやっている裏側で正規ルートで本丸を突いてもらうか。
誰か他の人が安藤忠雄氏攻撃に参加して中心人物になってくれれば、戦場からいったん離脱し、裏側で操作している組織に照準を合わせられますが、今僕が実はこのようになっていおり安藤氏は被害者なのじゃ論をやると、一般向けに問題を単純化することで、やっとこさ組んだ戦陣にゆるみが生じるのです。大衆的人気や大量動員を期待するためには絶対に３ワードで説明できなくてはいけません。同時に専門家はこの大衆扇動の３ワードを崩していかなくてはなりません。私がやっていることは、まず建築専門家として、大衆に訴求の安藤忠雄神話の３ワードの攻撃力を削ぐ、そのうえでバラバラに解体した事象から新たな３ワードを組みあげようとしているのです。

建築エコノミスト森山（今日は安藤忠雄研究の話） 2014-09-10 16:51:13 >>このコメントに返信
9. Re:無題

＞yulanさん
引いたでしょう、、。
でも、大衆性を考えるとまだまだゆるいと思うんです。

建築エコノミスト森山（今日は安藤忠雄研究の話） 2014-09-10 16:51:54 >>このコメントに返信
10. Re:Re:ちょっと心配

＞ampm2014さん
そのとおり重要な指摘です。
だから、そのあたりは現戦場でバタバタしている俺じゃなくて、高見から控えている若手建築家とか評論家どもが、安藤忠雄先生被害者論を展開するべきなのです。そうすれば具体的批判のフィールドの範囲がさらに拡張されるでしょう。

建築エコノミスト森山（今日は安藤忠雄研究の話） 2014-09-10 16:53:40 >>このコメントに返信
11. Re:Re:ちょっと心配

＞かんてつさん
「デザイン面ではなく、世論とか財政上の問題とか技術的な問題とかに絞って」
原科先生たちの参加と合意形成研究会の調査レポートなんかはこの辺をアカデミックに定量化していこうという趣旨です。
原科グループを応援してあげてください。
「オペラシティでザハ展の企画」
こちらも、企画者の方と知り合いなのですが、なかなか大変な中でがんばってらっしゃいます。ザハ展において真のザハデザインの意味をもっと多くの方々が理解すれば、今の適当に間に合わせている基本設計案が本質的に建築デザインを愚弄するものだときづけるようになると思っています。

建築エコノミスト森山（今日は安藤忠雄研究の話） 2014-09-10 17:10:51 >>このコメントに返信
12. Re:内容には同意だが

＞ああんさん
歴史のご専門家には、秀吉の比喩は単純化され過ぎると思われるでしょうね。
足軽から天下人という秀吉はイメージしやすいかなあと思いまして

建築エコノミスト森山（今日は安藤忠雄研究の話） 2014-09-10 17:27:18 >>このコメントに返信
13. Re:Re:Re:ちょっと心配

＞建築エコノミスト森山（今日は安藤忠雄研究の話）さん
森山さんの立場は伊藤ていじ氏と共通したものも感じます。
その立脚点から、今の問題をみると、あまりにもロマンが無い、単なるお仕着せ、、と僕も思います。そして、その原因が安藤忠雄、、これ当たっています。ただ、安藤忠雄に３ワード以上の理論がしゃべれるか?,
できないでしょうね、所詮模倣の建築家だからです。

かんてつ 2014-09-10 20:21:42 >>このコメントに返信
14. 伊藤ていじ先生！

>かんてつさん
伊藤ていじ先生の御名前とは恐れ多い限りですが、伊藤ていじ先生の香りがするとしたなら、望外の喜びです。ていじ先生は二川さんと日本の民家を建築文化に導くお仕事と同時に、磯崎さんらと八田利也というのをやられてましたよね。なら、八田利也ほどではないですが、現代建築にももう少し評論踏み込んでみましょう。全てにシニカルで一方、真正面から全力投球のていじ先生のことを今の若手建築家は知らないだろうなあ。スリーワードの法則は非常に大事で、安藤忠雄さんが先天的スリーワードスピーカーなら、詭弁どころの騒ぎじゃないですから、やはり手強いですねえ。

建築エコノミスト森山（今日は安藤忠雄研究の話） 2014-09-11 15:24:13 >>このコメントに返信
15. Re:伊藤ていじ先生！

＞建築エコノミスト森山（今日は安藤忠雄研究の話）さん
面白そうですね。踏み込んだ現代建築評論、期待しています。東大寺再建の重源の話し、重み、今回の新国立がアホくさく見えます。
僕は建築の門外生ですが、安藤忠雄氏の建築に”RC打ち放し、光と影、水”この表面的な３ワードしか感じないのです。建築とは何か？を安藤氏から伺いたい！！

かんてつ 2014-09-11 20:35:05 >>このコメントに返信
16. 本筋から外れmasuけど

改めて、この問題は「（建築）デザインとは何か？」が問われているように感じますね。
ザハを含めたデコン連中のデザイン手法というのがどこへ向かっているのか？
そして、それを要求する世情というのはなんなのか？
デザインというものの定義を見つめ直すまたとないチャンスかもしれません。
昨今の動向を鑑みるに、「業界」に評価されることのみに特化して、本来の意義から逸脱することこそ是とするような風潮に疑問だらけです。
吉阪さんのような、原点回帰的な再思考を行うべき地点にきているのかもしれませんよ。

Pluteus 2014-09-12 09:39:50 >>このコメントに返信
17. Re:Re:伊藤ていじ先生！

＞かんてつさん

かんてつさんのようなプロダクトデザインをやっている方からすれば、建築デザイナーたちのやっていることはごく表層的なものにしか見えないでしょうね。
なんやかや”コンセプト”とやらをゴッテリ塗り付けて悦に入ってますけど、所詮言葉遊びの範疇を出ないものが多すぎますから。
もちろん、そういった「思想的なもの」をデザインモチーフに据えること自体否定はしませんしむしろ歓迎しますが、「それだけしか存在しない」のでは本末転倒です。
本来この手法はアイロニーであり諧謔であってこそ意味をなすものなのに、「それ」がイコール建築をデザインすることだと勘違いしているとしか思えない若手が蔓延している現状は、やっぱり変です。
ある意味、その象徴と言えるかもしれない「安藤忠雄」を解体（解剖？）することは、やっておかなきゃならない重要な過程なのかもしれませんね。

Pluteus 2014-09-12 10:12:34 >>このコメントに返信
18. Re:Re:Re:伊藤ていじ先生！

＞Pluteusさん
深い示唆、感心しました。

僕は建築の構造に関心がありますが、デザインとかコンセプトという言葉だけで建築を評価するのはスキではありません。

プロダクトなんて浅はかさの象徴ですよ。
大衆の欲望を先導することが目的なんですから。佐伯啓思氏の指摘通りです。
危惧するのは、今回の例がまさにそうなんですが、建築がそれに近くなってきた、、ことです。

かんてつ 2014-09-12 10:45:45 >>このコメントに返信
19. Re:本筋から外れmasuけど

＞Pluteusさん

＞ザハを含めたデコン連中のデザイン手法というのがどこへ向かっているのか？
＞そして、それを要求する世情というのはなんなのか？

横入りですがm(_ _)m
まさに思うところココです。
新しい道具ができれば新しい造形が発生する。
機能の造形ではなく、形の妙だけの造形。

建築でそれが大受けるのは、巨大な空間、つまり「量」、、「マス」の方向のなれの果てであって、例えば宇宙に人を送るには、すそ野の膨大な人数の人口社会が必要なのと同じように、そしてネズミ算マルチが必ず破たんするように、破面への建築の象徴。
というのを勘のいい人みんな、あるいはノアのように神に啓示を受けたような者は感じ取っているのでは？
（ハッキリとしたそういう字づらは見かけてませんが・・）

Kinta 2014-09-14 00:22:10 >>このコメントに返信
20. Re:本筋から外れmasuけど

＞Pluteusさん
いつもコメントありがとうございます。
デコンストラクションは当初の哲学的意味は消え失せていて、もはやＣＧを使った形態遊戯に陥っていますね。

建築エコノミスト森山（今日は安藤忠雄研究の話） 2014-10-05 08:32:06 >>このコメントに返信
21. Re:Re:Re:伊藤ていじ先生！

＞Pluteusさん

「この手法はアイロニーであり諧謔であってこそ意味をなすものなのに、「それ」がイコール建築をデザインすることだと勘違いしているとしか思えない若手が蔓延している現状」
おっしゃるとおり。
本当の意味での建築評論家が消えてしまっているのも原因です。
多木浩二さんのような論客が必要なのです。

建築エコノミスト森山（今日は安藤忠雄研究の話） 2014-10-05 08:33:51 >>このコメントに返信
22. Re:Re:Re:Re:伊藤ていじ先生！

＞かんてつさん
プロダクトデザインには３種あると思うのです。
ひとつめは、おっしゃるとおり大衆の欲望を惹起して消費行動に走らせるもの。
ふたつめは、プロダクトの機能や機構と人間の行動や感情を擦り合わせるもの。
みっつめは、プロダクトデザイン業界においてそのアイデアを評価させるもの。
建築もいっしょですが、プロダクトの場合はまだ売れ行きとか、大衆評価のフィードバックが経済的にも定量化、可視化しやすいのに対して、建築は大衆評価のフィードバックがない、あっても周知されないため、同業者のモラルが重要なのです。

建築エコノミスト森山（今日は安藤忠雄研究の話） 2014-10-05 08:39:50 >>このコメントに返信
23. Re:Re:本筋から外れmasuけど

＞Kintaさん
道具と造形もそうなのですが、そこをいかに評価するかの仕組みがぶっ壊れているのだと思います。

建築エコノミスト森山（今日は安藤忠雄研究の話） 2014-10-05 08:46:49 >>このコメントに返信
24. Re:Re:Re:Re:伊藤ていじ先生！

＞森山さん

＞本当の意味での建築評論家が消えてしまっているのも原因です。
多木浩二さんのような論客が必要なのです。

このことは、先日のシンポを聞いていて切実に感じましたね。
正当なる建築評論が不在であると。
表層ばかりの上滑りしたナルシスティックな持論の開陳ばかりに終始して、問題視するのは卑小な各論ばかりという・・・。
なぜもっと俯瞰した視点が持てないのか、あるいはなぜそれを表明すること恐れるのか？
どうやら、様々な思惑や利害関係が邪魔をしてストレートに物事を見定める勇気が持てないのではないか…という気がします。
内部からの動向が期待できないのなら、ほんと多木さんのような外部からの視点の導入＝第三者視点による客観論の構築＝を図らざるを得ないでしょう。
建築学者諸氏よ、恥ずかしい話ですコレは・・・。
かつてソクラテスのように「自ら虻となって」現在の建築界を刺激・糾弾し掘り起こしていくことを厭わない人材の登壇を心待ちにしたい。
釈然としないところですが。

Pluteus 2014-10-06 11:42:12 >>このコメントに返信
25. Re:Re:Re:Re:Re:伊藤ていじ先生！

＞Pluteusさん
ある意味団塊ジュニア世代の研究者はストレートに物事を見ない、ストレートに発言しない、ということでこの不況下にある２０年を乗り越えていると思います。多くのその世代の方がいまだに派遣状態だったり正業につけていない、非常勤講師のまま、というサバイバルゲームにおいて、必勝定石パターンとかクリアの裏ワザを見つけるまで、まずマップをつくるまでは、動かないと思います。

建築エコノミスト森山（今日は安藤忠雄研究の話） 2014-10-07 16:32:52 >>このコメントに返信
26. Re:Re:Re:Re:Re:Re:伊藤ていじ先生！

＞建築エコノミスト森山（今日は安藤忠雄研究の話）さん

つまり、闘わずして負けている状況が常態化しているってことなんでしょうかね。
でも、ある意味自業自得な部分も少なからずあるんじゃないですか（むろん、若手の方々の責任ではないです）？
バブル期に調子に乗って大企業や商業主体の手の平の上でコロコロ転がしてもらっていたツケが自らの首を絞めることになっただけ・・・って気がします。
一杯いましたよね、そういう方たち・・・建築ソムリエだの住宅マイスターだのスター建築家だの。
あの時期に、本質的な意味での建築批評というものが死んだと思っています。
面白いことに、図らずもアイゼンマンを切っ掛けとするデコンの台頭の時期とぴったりリンクしてるんですよね。
これは何を意味してるのか？
恐らくは、極めて解り易い構図に過ぎないんじゃないかと考えています。
なんといいますかね・・・。
改めて、公正な建築批評を行うためのフィールドが今必要なのだと切に思います。

Pluteus 2014-10-07 19:56:29 >>このコメントに返信
27. Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:伊藤ていじ先生！

＞Pluteusさん
僕はデコンの台頭と金融資本のグローバリズム化はリンクしていると考えています。グローバリズムは基本ローカルの仕組みを破壊する運動なので、そのときにローカルの建築や環境情報をぶち壊すのは心理的にジワジワ効くのですよ。このスプレッド化する資本の運動は、中世と同じで、まず宣教師としてのアカデミズムがやってきて橋頭堡を築くのが常道ですから、とりあえず哲学と経済学の動きがまずあって、、という流れだと思います。そういった意味では今もっとも危険な思想家は「移民の経済学の優位性」をうたう、アルゼンチンの経済学者サスキア・サッセンです。サッセンとザハは同じカードだと読んでいます。

建築エコノミスト森山（今日は安藤忠雄研究の話） 2014-10-08 11:33:53 >>このコメントに返信
28. Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:伊藤ていじ先生！

＞建築エコノミスト森山（今日は安藤忠雄研究の話）さん

ご教示ありがとうございます。
サッセンですか？
すみません、経済学は（も）不案内ゆえ存じ上げないですが調べてみます。
資本至上主義・あるいは今までとは違う形の単一民族主義ともいえるだろうグローバリズムとデ・コンストラクティズム。
確かにリンクしてるかもしれません。
どちらも地場のローカリティを押しつぶすべく、土地や民族の記憶とはまるで無関係な無機的且つ暴力的な異物を挿入して都市を侵食し、草木一本許さない地均しを目指していくという点で。
となると、もはや当初のユーモアや皮肉といった言葉遊びの地平を大幅に逸脱した、狂暴な悪意の表出として認知すべき流れなのかもしれませんね（ザハの種々の問題発言も単なるレトリックではないということですか・・）・。
無抵抗のあげく、あとには荒涼たる荒野が残るだけ・・・というのではあまりに情けない。
やはり、レジスタンスの拠点を復活させる必要がありますね。
むろんデコン派に対して存在そのものを全否定するつもりは毛頭ありませんし、選択肢の一つとしてあっても一向に構わないのです。
ただ無自覚のまま流されていった結果、これを蔓延させてしまうというのは如何にも拙いです。
肯定・否定両面で議論された結果によって選択されたものであるなら、問題ではありません。
まずは議論すること、そして公正な議論が可能な場を確保する（＝取り戻す）ことが急務でしょう。
となると、メディアとしての「建築批評」の復権かな？
いやいや、「カネ」がかかりますねえ・・・。
こら、スポンサーを探さないと（笑）。
流行りのクラウドファンディングなんかを試すって手もありますかね・・・。
でも一過性のものでは意味ないですしね、継続していかないことには。

Pluteus 2014-10-08 12:56:06 >>このコメントに返信
29. イスラム問題に日本は関わっていいのかどうか

＞Pluteusさん
ザハは中東出身ですよね。
この数年前よりイスラム圏にジャスミン革命とかなんとかいう欺瞞的動きがあったでしょう。
もちろん、ある程度の民主化というのも必要であるかもしれませんが、当事者のその国の人たちが決めることです。イスラム圏の各国は国ごとにイスラム教をどこまで制度的に実行するかによって文化的なグラデーションをもっています。民主化の程度というのは他の民衆が決めるのではなく、本人たちとそのこの為政者が決めることですよね。
ゆるいところではトルコやマレーシアとか、きついとこではパキスタンとかでしょうけど。そのエリアに欧米は延々と手をつっこみ続けているのですが、至近がシリアだしその前がイラクです。アフガニスタンもそうですね。
その反動として今のイスラム国とかの騒ぎでしょう。イスラムには鉱物資源とイスラム金融というグローバリズムに抵抗する最後の安全弁があるのですよ。
おそらくの予定では大部分のイスラム圏をまぜっかえしたのちに、欧米留学経験のある中東諸国出身の学者やビジネスマンをＵターンさせるといったような目的もあったんではとこれこそ本当の邪推をしています。

建築エコノミスト森山（今日は安藤忠雄研究の話） 2014-10-08 16:28:22 >>このコメントに返信

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