自動車輸出が5カ月連続減少 国産車の販売不振=韓国

【ソウル聯合ニュース】韓国の産業通商資源部が7日に発表した自動車産業動向によると、5月の自動車輸出台数は24万6093台で前年同月比3.1%減少し、5カ月連続の減少となった。

 1~5月の輸出台数は126万1897台で前年同月に比べ5.9%減った。円安やユーロ安の影響で価格競争力が低下したのに加え、東欧や中東、中南米など新興市場の需要が景気低迷で落ち込んだためとみられる。

 5月の韓国内での自動車販売台数は前年同月比14万538台となり2.3%増加した。韓国車の販売は11万9949台で前年同月と同水準だったが、輸入車販売が2万589台で17.8%増加した。1~5月の韓国内の販売台数は69万6903台で前年同期比4.5%増となった。韓国車は59万3355台で0.8%増にとどまったが、輸入車は10万3548台で31.4%増となった。

 一方、5月の自動車生産台数は36万5643台となり、前年同月比で2.1%減った。1~5月の累計では189万8121台で3.3%減少した。

 1~5月のメーカー・ブランド別の韓国販売台数をみると、現代自動車は前年同期比4.6%減の27万3277台となり、減少幅が大きかった。輸入車ではBMWが9.2%増、メルセデス・ベンツが36.3%増、フォルクスワーゲン(VW)が15.8%増など。日本車はレクサスが25.7%増、トヨタ自動車が25.5%増、日産自動車が37.5%増だった。

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