日本で製造のひじきから基準値超える発がん性物質/台湾
(台北 7日 中央社)衛生福利部(衛生省)食品薬物管理署は5日、日本で製造された複数のひじき商品から基準値を超える発がん性物質の無機ヒ素が検出されたと発表した。該当商品の回収作業などを進めている。
昨年8月27日から今年5月30日まで行った海藻類を対象にした輸入食品の抜き打ち検査で見つかった。台湾では食品に含まれるヒ素の基準値は、ニュージーランドやオーストラリアと同じ1ppmとされている。
基準値を超えるヒ素が検出されたひじきのうち、三重県伊勢市の業者が販売していた韓国産の原料を使用した商品からは16.08ppmのヒ素が検出された。その他の商品からも少なくとも4ppmが検出された。
同署ではひじきに対する検査の強化を図り、安全性を確保するとしている。
(龍珮寧/編集:齊藤啓介)
昨年8月27日から今年5月30日まで行った海藻類を対象にした輸入食品の抜き打ち検査で見つかった。台湾では食品に含まれるヒ素の基準値は、ニュージーランドやオーストラリアと同じ1ppmとされている。
基準値を超えるヒ素が検出されたひじきのうち、三重県伊勢市の業者が販売していた韓国産の原料を使用した商品からは16.08ppmのヒ素が検出された。その他の商品からも少なくとも4ppmが検出された。
同署ではひじきに対する検査の強化を図り、安全性を確保するとしている。
(龍珮寧/編集:齊藤啓介)