投資信託の資産残高、100兆円突破 株高と円安で利益
朝日新聞デジタル 6月7日(日)13時48分配信
投資信託の資産残高が5月末、初めて100兆円を超えたもようだ。株高と円安で運用益が増え、少額投資非課税制度(NISA)も追い風になった。超低金利時代に、少しでも利益を得たい個人投資家のお金が流れ込んでいる。
投信は不特定の投資家から集めたお金をまとめ、運用会社が国内外の株や債券に投資する商品。1万円程度から買える。
投資信託協会のまとめでは、証券会社や銀行で買える公募投信の残高は4月末で99兆1636億円。11カ月連続で過去最高を更新した。複数の関係者によると、5月も資金が流入し、流入超過は23カ月連続になる見通しだ。
朝日新聞社