湘南 Jリーグに意見書提出へ 判定に不服 スーパーゴールのはずがノーゴール
スポニチアネックス 6月7日(日)20時34分配信
◇J1第1S第15節 湘南1―2川崎F (2015年6月7日 等々力 )
湘南が川崎F戦の試合中にあった判定を不服として、Jリーグに意見書を提出することになった。
問題のシーンは湘南が1―0とリードして迎えた後半9分に起きた。湘南のMF菊池大介(24)が中央をドリブル突破し、右足で強烈なロングシュート。クロスバーを叩いて落下したボールはラインを割り、ゴールが決まったように見えた。だが、西村雄一主審(43)の判定はノーゴール。湘南の選手やベンチのチョウ・キジェ監督(46)が猛抗議したがゴールは認められず、試合は後半16分、途中出場のMF中村憲剛(34)が得たPKを大久保嘉人(32)に決められると、ロスタイム突入後の同49分にMFエウシーニョ(25)にも決められ、1―2で逆転負けとなった。
一世一代のスーパーゴールのはずがノーゴールとなってしまった菊池は「明らかに入っていると思います。悔しいです」と唇を噛み締め、チョウ監督は「我々に勝ち点3をもたらしてくれない何か見えないものも含めて、その力が自分にないなと思っているし、我々が2―0に実際したものが1―0のままで、追いつかれてという…現実ではなくて夢なのかなと思っている自分がいる」と胸中を吐露。今季のJリーグでは開幕からゴールかノーゴールか微妙な判定が例年以上に相次いでいることもあり、「当たり前の話だが、ボールは人間が走るより速いので、見切れないことがあるのであれば、もう1度振り返って入ったか入らないかを検証するような時間があってもいいのかなと思います」とビデオ判定の導入や審判の増員など改善策を訴えた。
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