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 米国防総省の国防高等研究計画局(DARPA)が主催する災害対応ロボットの国際大会が5日、米ロサンゼルス近郊ポモナのイベント会場で始まった。欧米、日本、韓国など世界から24チームが2日間にわたって競技し、6日に成績が発表される。

 競技は災害現場を模したセットを使い、自動車の運転やバルブ操作、扉を開ける、壁に穴をあける、階段を上るなどの計八つの作業の成否とタイムを競う。優勝チームには200万ドル(約2億5千万円)の賞金が贈られる。

 日本からはこの日、東京大など4チームが参加。1チームは棄権した。軍事組織が主催する大会のため、研究費や賞金など、お金は受け取らない。

 初日の成績は、8点満点で6点以上のチームが8チームあったが、日本は2点が最高だった。(米ポモナ=嘉幡久敬)