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 基地の記憶を残そうとする試みはあった。

 《事件を埋もれさせてはならないという気持ちから(略)書いた》

 作家の松本清張が著書を手に語るシーンから始まる。小説「黒地の絵」の映画化に向けて、1984年に書かれた脚本だ。故郷・北九州市の市立松本清張記念館に保管されている。

 作品は、武装した黒人米兵ら…