ニュース詳細
川内原発再稼働に反対の集会
06月07日 19時14分
5014711091_20150607192436.mp4
九州電力が8月中旬以降の再稼働を目指している鹿児島県の川内原発について反対する団体の大規模な集会が福岡市で開かれ、改めて再稼働反対を訴えました。
集会は、全国各地で原発の再稼働反対を訴えている団体の九州実行委員会が、福岡市中央区の公園で開き、主催者の発表で1万5000人が参加しました。
はじめに、福島原発告訴団の団長の武藤類子さんが、「福島の原発事故からわずか4年しかたっておらず、何一つ解決していない中で原発を再稼働する動きは、事故の被害者には信じがたいことです。
事故を忘れず、再稼働に反対していきたい」と述べました。
また、川内原発の反対活動をしている協議会の鳥原良子さんが、「先日の鹿児島地裁の仮処分決定は、福井地裁とは全く逆でしたが、原発の安全性が担保されたわけではありません。全国の皆さんと協力して、再稼働反対のために戦っていきましょう」と訴えました。
参加者はこのあと、「さよなら原発」と書かれたのぼり旗などを持って、九州電力の本店前まで行進し、再稼働反対を訴えました。
福岡のニュース
新着ニュース