現在大きな問題になっている年金の個人情報流出。直ぐに犯人が分かったベネッセのケースと異なり、犯人の特定には多くの時間が必要になる。いずれにしても、約125万以上の情報が流出しているので、まだまだ波紋は広がることになるだろう。
個人情報に関しては、いつどこで情報を抜かれるか分からないので、徹底的に注意が必要だ。私が日頃から危険だなと感じるのは、Facebookの公開設定を誰でも全て見れるようにしている人、スマホのロックを掛けない人、カフェでパソコンを開きっぱなしにしている人、定期入れをバックのキーホルダー感覚で付けている人(高校生に多い)、自転車に住所を書く人(最近は少ないが)など、注意すべきポイントは幾つもある。
個人情報が特定されれば、頼んだ覚えのないピザ、買った覚えのない大人のおもちゃ、趣向と異なるDVDなどが届く可能性があるし、場合によっては家族を巻き込む可能性も。『まさか自分が』なんて話は決して他人事ではない。
危険はすぐそこに
家族を巻き込むといえば、私の妻は過去に3回ほど実家へ帰っている。理由は、私の個人情報管理の甘さがきっかけで勃発した口喧嘩。アダルトに加え、グラビア、アイドル、女子アナまでを快く思わない妻は、私の何気ない収集癖を同棲前から危惧していていたので、実家から出る際にそれまで収集した戦利品は持ち込まないようにした。しかし、甘かった。。。
1度目は携帯の待ち受け画像を綾瀬はるかに設定していたこと、2度目は友人が遊びに来た際、数年前に貸していた高樹マリアのDVDが返却されたこと、3度目は妻がiPhoneに機種変した際、画像をフォトストリームで共有して発覚した大量の女子アナ画像を見られてしまったこと。勿論それらの理由だけではないが、喧嘩の発端になったのは確か。
最近では、めざましテレビアクアのキャスターとして活躍する牧野結美さんの画像を入手したことで、4度目の危機を迎える可能性もあった。
しかし、不幸中の幸いとも言うべきか、ゼンちゃん(Zenfone5)の私は画像をGoogleのフォトで管理しているので、夫婦で共有することがなくなり、妻のチェックを遠ざけることに成功している。
『そもそも保存する意味あるの?』と友人には失笑された。当然だ。30歳を過ぎた男が助言されることでないのは理解している。妻だけでなく、職場、取引先、カフェ、電車・・・いつどこで私の趣向が盗み見されるか分からない。それでも私は前を見て、流出危機に向き合っていこうと決意を固めている。これはもはや意地だ。画像が必要かどうかでなく、バレるかバレないかの瀬戸際をどう対処するかの勝負だ。絶対に負けられない戦いがそこにはある。風向きは決して良好ではないが、未来の為にも踏ん張りたい。
話がだいぶ逸れてしまったが、皆さんも個人情報の管理は徹底するように心がけてみてください。穏やかな幸せは、いつどんな理由で崩れるのか誰にも分からないので。。。