小諸市議会議員 "改革の嵐" 代表 小林じゅうたろう

小諸市議会議員 小林じゅうたろうのブログです。
1月の選挙で、市議に復帰させていただきました。


テーマ:
議員報酬に、「年齢による差」をつける。

小諸市議会議員なら、

現行の全員一律に年額約530万円を

例えば、40代までは子育てにお金がかかるので、700万円(大幅アップ)。

逆に50代以上は400万円(大幅ダウン)、としたらどうだろうか。

「現在の議員報酬では(あるいは議員報酬を下げれば)、
若い世代、子育て世代が食っていかれない、立候補できない。」

よく聞かれる言葉です。

しかし、これを言う当人は、たいてい
“年配の議員”。

では、

その年配議員が、若い世代の立候補に向けて、何か努力(例えば自分のイスを若い後継に譲る、など)をしているのか?

ほとんどの場合、何もしていない。

自分はしっかり議員のイスに座って、

高い報酬をもらいつつ、

上記の「若い世代のためには報酬は~」
を言っている。

もちろん、議員定数削減と報酬の問題は、まったく別物。

「定数削減する代わりに、議員報酬を上げる」
という議論は、“邪道”だと思います。

さて、年齢で議員報酬に差をつけることは、法律上、可能なのか?

じつは、私は、このところが心配だったのです。

ところが、

まさにところが、

すでにこの制度を実施している町が
ありました。

長崎県小値賀町議会。

今年(27年)3月11日、

議員報酬(月額18万円)を、

「年齢満50歳以下の者」に限り、

月額30万円(つまり12万円アップ)

とする、という条例案が提出され、成立しています。

また、詳細は省略しますが、

ある弁護士さんによりますと、

『若い世代が参加しやすくする』
『子育て世代に見合った議員報酬を保障すること』

など、「目的」「手段」は、

憲法14条の「不合理な差別の禁止」にも
違反するものではない、

ということです。

議会を活性化するためには、

とにかく“思い切った改革”です。

「そもそも議会改革とは、なんだろうか」

なんて、お偉い学者さんのようなこと言っていないで、

むしろ、バカになって、“思い切った改革”を進めることですよ!


下の写真は、

全議員が60才以上の市町村が長野県内で10もあるということを報じる
本日(6月1日)の信濃毎日新聞の一面、

長崎県小価賀町議会に3月提出された
条例案です。



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