【AKB総選挙】さしこ返り咲き!史上最多19万票超え!ビキニを約束
スポーツ報知 6月7日(日)7時4分配信
◆第7回AKB48選抜総選挙(6日・福岡ヤフオクドーム)
AKB48の41枚目のシングル(タイトル未定、8月26日発売)を歌う選抜メンバー16人を決める第7回「AKB48選抜総選挙」(立候補者272人)の開票が6日、福岡ヤフオクドームで行われ、速報1位のHKT48・指原莉乃(22)が史上最多の19万4049票で2年ぶりに1位に返り咲いた。2位のAKB48/NGT48兼任・柏木由紀(23)に2万6866票の大差をつける圧勝。初の2連覇を狙ったAKB48の渡辺麻友(21)は3位だった。
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やはり指原は強かった。過去最多、しかも2位に3万票近い大差をつける圧勝で、2年ぶりの女王返り咲き。両手を高く天に突き上げ、ドームに響き渡る勝利の雄たけびを上げた。「私はブスで、貧乳で、いいところは本当にないです。全国の落ちこぼれのみなさん、どうか私の1位を、自信に変えてください」。指原らしい自虐スピーチで、観客からあふれんばかりの拍手を浴びた。
「大分にいるときは、まあまあかわいいと思っていた」と過去の思い上がりを吐露。AKB48に入って平凡さを痛感する一方、いつか認められたいとの野心も忘れなかった。「2年前に1位になった時は、スキャンダルからの大逆転、HKT躍進を支えたストーリーだと言われた。もう一度1位になって、指原個人として評価されたいと思ったんです」。2年分の思いをぶちまけると「奇跡の1回ではなく、頑張って2回目の1位になりました!」と喜びを爆発させた。
ずば抜けた情報発信力で常に選挙戦をリードした。立候補前には、「福岡開催だから有利だと思われたくない」などと辞退をほのめかし、ファンの不安をあおった。それが一度、出馬を決断すると「1位になったら、水着でコンサートに出る」と過激な公約を掲げた。実行に移すタイミングは未定だが「胸がない私が元気に踊っているところを見せると公約したので。『誰も喜ばない』でおなじみの、ビキニでやります」とほくそえんだ。
タブーなしのぶっちゃけキャラで、今やバラエティー番組でも欠かせない存在。そんな指原も中学時代はいじめられ、自宅に引きこもった。そのころから不登校を許してくれた両親には頭が上がらない。「相当迷惑をかけてきたので。でも最近仕送りをもらってない。帰ったらねだります」。会見では感謝を口にする一方、照れ隠しで笑いも取った。
前田敦子(23)、大島優子(26)に並ぶ2度目の1位。一昨年の1位でセンターを獲得した「恋するフォーチュンクッキー」は全国でダンスブームを呼ぶなど、AKB48を代表する楽曲になった。プロデューサーの秋元氏から「お前は1位になっても1曲しかセンターにしない」と宣告されているそうだが、「『恋するフォーチュンクッキー2』がいい」と、ちゃっかり早々と注文をつけた。
AKB48は10周年を迎え、12月には総監督の高橋みなみ(24)が卒業して、新たな時代を迎える。正統派のアイドルでないことは百も承知だが、指原にはまだ、卒業という選択肢は見えていない。「自分の見た目がいける限りです。こじはるさんみたいには私の顔が許してくれないけど、間に合う限りはいます」。女王の気高さはどこにもない。それでも新時代のAKB48の中心には、笑顔満載の指原がよく似合う。
◆指原 莉乃(さしはら・りの)1992年11月21日、大分県生まれ。22歳。愛称はさっしー、さしこ。2007年にオーディションに合格し08年、劇場公演デビュー。選抜総選挙は第1回27位、第2回19位、第3回9位、第4回4位、第5回1位、第6回2位。12年5月に「それでも好きだよ」でソロデビュー。同年6月にHKT48に移籍した。血液型O。
- ミュージシャン・歌手・アーティスト・タレント 指原莉乃(サシハラリノ)
- 誕生日:1992年 11月21日
- 星座:さそり座
- 出身地:大分
- 血液型:O
- [ 出典:日本タレント名鑑(VIPタイムズ社)(外部リンク) ]
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