さや姉、てっぺん取れず…悔し6位「愛と絆深めることできた」
サンケイスポーツ 6月7日(日)7時0分配信
目指していたてっぺんには届かなかった。近いようで遠い、48グループの頂。「はぁ」−。息を吐き出し、さや姉は静かにマイクと向き合った。
「きょうまで応援してくださった皆さん、投票してくださった皆さん。本当に本当にありがとうございます」
ファンに感謝。だが、浮かべた笑顔はぎこちなかった。1位宣言して臨んだ昨年は6位。一昨年の14位から躍進したが、満足できなかった。今年も1位奪取を宣言。2月に発売した2nd写真集『SY』ではレスリー・キー氏とコラボし、アダルトでクールな新たな一面を見せた。
結果は昨年と同じ6位。ただ、票数は6万7916票から9万7866票へ大幅アップした。「かつて大島優子さんが『票数は愛』だとおっしゃってたんですけど、愛であると同時に私は絆であると思います。今回は9万票も、愛を、絆を、深めることができた。本当にありがとうございます」と頭を下げた。
力不足も実感した。昨年“神7”入りしたことで「NMBのさや姉ですよね」などと声をかけられる機会が増えたが、「NBAの方ですよね」と間違えられることも。
「全国的にNMBの知名度はまだそんなにないのかな、と痛感した」
AKB48の新曲「僕たちは戦わない」でも、NMBから唯一選抜入りしているが、立ち位置は最後列。「悔しいことの1つ」だ。
「最後列であっても見てくださっている方はたくさんいる、とわかったし、最後列でも輝けばより目をひける」
前を向くくとともに、「私の将来の夢はシンガー・ソングライターになること」と夢も披露。「それが私の武器でもあるので、もっと音楽の場に出ていって48グループの枠を広げていきたい」。てっぺんを取るまで、さや姉の挑戦は続く。
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