たかみな有終４位！あっちゃんサプライズ登場に泣きじゃくり

親友の前田敦子のサプライズ登場に、泣き崩れた高橋みなみ＝福岡ヤフオクドーム（撮影・松永渉平）（写真：サンケイスポーツ）

　第７回ＡＫＢ４８選抜総選挙（６日、ヤフオクドーム）１２月に卒業する総監督の高橋みなみ（２４）は自己最高の４位に入り、“有終の美”を飾った。会場には盟友を祝福するため同期で元メンバーの女優、前田敦子（２３）が花束を持ってサプライズ登場。「本当は１位になってほしかった」と声を掛けられたたかみなは、「その言葉だけでうれしいよ」と感涙していた。

　最後の総選挙に、順位以上にうれしいサプライズが待っていた。スピーチを終えた総監督のもとに、前田が駆けつけた。

　「最後まで総選挙お疲れさまでした。おめでとう、４位」

　思わぬゲストの登場に、泣き崩れたたかみな。体を抱きかかえられながら起こされ、「何でいるの？」と泣きじゃくると、同じく涙目の前田にねぎらいと祝福の言葉を掛けられた。

　ＡＫＢ１期生として活動し、苦楽をともにしてきた盟友だ。前田が「どの子が１位になってもうれしいですけど、本当はたかみなに１位になってほしかった」と本音をこぼすと、「その言葉だけでうれしいよ」と涙のハグ。「敦子、応援してくださったみなさん、本当にありがとうございました」と頭を下げた。

　締めくくりにふさわしい結果だ。自己最高の４位。今までは同期に前田、２期に大島優子（２６）がいたため、「ＡＫＢに入って１年で、私はこのグループで１位にはなれないと気付いた」と振り返ったが、今年は「ファンと作る最後の総選挙」と一番乗りで立候補し、初めて「１位」という目標を掲げた。トップにはなれなかったが、「今は本当にすがすがしい気分。ファンの方と一つの目標に向かって頑張ることができて、とても幸せです」と声を振り絞った。

　残る後輩たちには、「みんないろんな矛盾を抱えていると思う。人生というのは矛盾との戦い。あきらめないで」と言葉を残し、最後には「これが総選挙ラストバージョンです。努力は必ず報われる！　これからも人生をもって証明します」と力を込めた。