「ブスで貧乳でも」１位！さしこ、地元福岡で圧勝もヘタレ節

地元・九州で１位に返り咲いた指原莉乃。メンバーの前でガッツポーズ！！＝福岡ヤフオクドーム（撮影・中川春佳）（写真：サンケイスポーツ）

　第７回ＡＫＢ４８選抜総選挙（６日、ヤフオクドーム）さしこ圧勝！　ＨＫＴ４８の指原莉乃（２２）が２年ぶりの１位に輝いた。過去最多の１９万４０４９票を獲得し、２位のＡＫＢ・柏木由紀（２３）に約２万７０００票差をつけた。ＨＫＴの地元での勝利に感動で声を震わせながら、自身のことを「ブス」「貧乳」などと自虐発言連発。「全国の落ちこぼれの皆さん、私の１位を自信に変えてください！」と絶叫した。

　圧勝だった。驚異的な数字に３万２０００人がどよめいた。１位で名前を呼ばれた指原はすでに泣き顔で、両手を力いっぱい天上に突き上げた。

　「まさか、こんなに素敵な景色をもう一度見ることができるとは思っていませんでした」

　速報１位から逃げ切った。マイクの前に立つとか細い声を震わせた。

　ＨＫＴでは劇場支配人として後輩を育て、初の海外公演や紅白出場などこの１年も実績を積み上げた。タレントとしても大車輪の活躍。最初は地元開催に「ＨＫＴ有利」という風潮への反発心や重圧もあったが、ＨＫＴを盛り上げるためにも１位だけを目指した。

　「ブスで貧乳。いいところが本当に少ない私が開き直って２年前、１位になることができました」

　２年ぶりに女王に返り咲いた感動に浸るが、“自称Ａカップ”の自虐的な発言に場内からは笑いが。２年前の１位は「（恋愛）スキャンダルからの大逆転などのストーリーに支えられてのもの」と自ら“分析”しながら、「私は落ちこぼれ。全国の落ちこぼれの皆さん、私の１位をどうか自信に変えてください！」と絶叫した。

　それでも「自分が頑張ってきたことを評価されての１位と信じています」。一昨年に座り忘れた１位のイスに座るリベンジを果たすと、「やったー」と喜んだ。

　ＨＫＴメンバーには「私の大事な宝物」と感謝した。前日５日にメンバーに「１位になったら胴上げして！」とリクエストしていたが、開票イベント後の会見では７日のライブで行う予定と明かし、「ＭＣのときにやってもらいます」とニヤリ。「水着姿でのコンサート」という１位公約も７日のライブまたは後日のＨＫＴライブで実現させる見込みで、「誰も喜んでくれないビキニでやりたいです！」とはしゃいでいた。

　一昨年の総選挙１位でセンターとして歌ったヒット曲「恋するフォーチュンクッキー」は大ヒット。今回の新曲は８月２６日に発売されることが決まり、「『恋するフォーチュンクッキー』がＡＫＢの代表曲になったので、バージョン２を作ってほしい」と熱望した。

　指原が再びセンターに君臨し大暴れする。