ニュース詳細
中国軍制服組トップが来週訪米へ6月6日 13時49分
k10010105321_201506061510_201506061514.mp4
南シナ海で海洋進出を続ける中国に対しアメリカがけん制を強めるなか、中国軍の制服組のトップが来週、アメリカを訪問することになり、米中両国の軍高官の間で、海洋進出やサイバーセキュリティーの問題を巡って、どのようなやり取りが行われるのか注目されます。
アメリカ国防総省の当局者は5日、中国軍の制服組のトップ、范長竜中央軍事委員会副主席がカーター国防長官の招きで来週アメリカを訪れ、11日に国防総省で高官らと会談することを明らかにしました。
会談では、災害時の支援活動や海賊対策など、米中両国の関心事項について意見が交わされる見通しだということです。
ただ、米中関係を巡っては、南シナ海の南沙(スプラトリー)諸島で中国が浅瀬の埋め立てを急速に拡大させているのに対し、アメリカが「国際的な規範を逸脱している」と厳しく批判するとともに、空と海からの偵察活動を強化しています。
さらに、アメリカ政府のコンピューターシステムに何者かが不正に侵入し、職員らおよそ400万人の個人情報が流出したおそれのある事件では、中国の関与が指摘されていて、こうしたなかで行われる米中両国の軍高官の会談でどのようなやり取りが行われるのか注目されます。
会談では、災害時の支援活動や海賊対策など、米中両国の関心事項について意見が交わされる見通しだということです。
ただ、米中関係を巡っては、南シナ海の南沙(スプラトリー)諸島で中国が浅瀬の埋め立てを急速に拡大させているのに対し、アメリカが「国際的な規範を逸脱している」と厳しく批判するとともに、空と海からの偵察活動を強化しています。
さらに、アメリカ政府のコンピューターシステムに何者かが不正に侵入し、職員らおよそ400万人の個人情報が流出したおそれのある事件では、中国の関与が指摘されていて、こうしたなかで行われる米中両国の軍高官の会談でどのようなやり取りが行われるのか注目されます。