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高橋みなみスピーチ全文【上】 色んな葛藤 私は一番になれない

デイリースポーツ 6月6日(土)22時54分配信

 「第7回AKB総選挙」(6日、福岡・ヤフオク!ドーム)

 年内でのグループ卒業を発表しているAKB48の高橋みなみ(24)は、最後となる総選挙で過去最高となる4位にランクインした。

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 【以下、スピーチ全文を上中下で掲載する】

 皆さん、本当にありがとうございました。私がAKBに入ってから今年で10年がたちます。7回目の総選挙、最後の総選挙でした。1期生として入ってきて、たくさんのメンバーの卒業を見送ってきました。いろんな葛藤、いろんな思いがありました。

 そして私は、入って1年ぐらいなる時にあることに気づきました。私はこのグループでは1番になれないということです。同期には前田敦子がいました。次の期に大島優子がいました。みんなすごくて、カリスマ性があって、絶対的人気があって、私は歌手になりたくて、芸能界を目指しました。たくさんオーディションに落ちました。そして、受かったのがAKB48でした。

 歌手になりたいけど、アイドルになりました。かわいいとか、アイドルとか全然分からなくて、どうすれば人気が出るのかも分からなくて…でも、このグループがすごく好きになったから、すごく頑張りたいなと思って、気づいたらキャプテンになって、総監督になってました。

 そして総選挙があって、私なんかが「1位になりたい」なんて言っちゃいけないと思いました。グループが好きだからこそ、グループの先を見ました。この人がセンターになった方がいいな。この人が次1位になったらいいんじゃないか。自分のことなんて、どうでもよかったんです。

最終更新:6月6日(土)23時3分

デイリースポーツ

高橋みなみ

タレント・歌手・アーティスト 高橋みなみ(タカハシミナミ)
誕生日:1991年 04月08日
星座:おひつじ座
出身地:東京
血液型:AB