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横田めぐみさん両親「調査結果より帰国を」
6月6日 18時34分

横田めぐみさん両親「調査結果より帰国を」
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横田めぐみさんの両親が京都府で講演し、北朝鮮が拉致被害者などの調査委員会を設置して来月で1年が経過することについて、「北朝鮮が被害者を帰すかどうかがすべてだ」として、調査結果の報告書の受け取りよりも被害者の確実な帰国に向けた政府の取り組みを求めました。
拉致問題を巡っては、北朝鮮が被害者などの調査委員会を設置して来月4日で1年になることから、来月上旬が調査結果の報告期限の目安とされています。
6日、京都府長岡京市で講演した横田めぐみさんの父親の滋さんは「調査報告は来月がめどだということですが、どういう内容で出てくるのか予想はつきません。政府は拉致被害者を確実に日本に連れ戻していただきたい」と求めました。
母親の早紀江さんは「北朝鮮は被害者に監視をつけ、どこにいるかすべて分かっているはずで、誰を帰し誰を死んだことにするか一生懸命考えていると思います」と話し、北朝鮮の対応に警戒感を示しました。
そのうえで、早紀江さんは「私たちは『調査結果の報告書を早く出してください』と言っているのではありません。北朝鮮が拉致していった子どもたちを帰す気があるのかどうかがすべてで、私は被害者が帰ってくれば何もいりません。政府はいいかげんな内容のまま調査結果を受け取らないでほしいし、被害者の帰国に向け本気で動いていただきたい」と訴えました。

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