俳優の今井雅之さんが、大腸がんで亡くなりました。
最後は、モルヒネも効かないほどの痛みだったそうです。
モルヒネも効かないほどの痛みって、
どんなに痛いんだろう?
どんな痛みなんだろう?
私は、子供の頃からいつも生理痛がひどく、
鎮痛剤を常備していました。
中高生の頃の生理痛の痛みは、
唇が紫色になり、膝がガクガクして、
歩けないほどでした。
でも、鎮痛剤を飲むと眠くなり、
寝て起きると、痛みはなくなりました。
子どもを生むと良くなると聞いたけど、
良くなりませんでした。
生理痛は、46歳で子宮を摘出するまでありました。
子宮の摘出手術をした日の夜、
お腹の中が燃えるように痛みました。
「脂汗が出るほど痛い!」と、ナースコールをしました。
医師が点滴してくれたら、スーと眠くなり、
すぐに寝られました。
長男が若年性関節リウマチを発症した時、
お腹と首とひざを痛がりました。
お腹が痛いというのは、心臓だったのですが、
このとき、CRPという俗にいう炎症値が35と、
かなり痛い数値でした。
ステロイドを服用したら、炎症値が高くても、
痛いという感覚はなくなったようでした。
私の母は、乳がんがほぼ全身に転移し、
最後の1年間は、モルヒネを服用していました。
亡くなる1年前に、白内障の手術をしたとき、
モルヒネを服用していたために麻酔がなかなか効かず、
かなり痛い思いをしたそうです。
母も、最期はモルヒネが利かなかったようでした。
「モルヒネも効かない痛み」
想像できません。