私はハムレットも九条の会も嫌いです
私はハムレットも九条の会も嫌いです
スタジオジブリの皆々様
ドイツ亡命申請中の大西です。
高畑さん宮崎さんらも,やるべきことをされてない,と書きましたが,
たとえば,私の亡命申請の事実を,高畑さん宮崎さんの名前で海外に発信していただければ,
どこかが受け付けてくれると思います。
いま私が苦しんでいるのは,私が無名だから,担当者が問題と思わず上に上げないこととか,
仮に問題と思っても,出してはまずいと隠蔽してしまうことです。
さて,世界では,悪い意味で,変化を望まない方向で"世界の均衡"が考えられ,
先入観でものごとが決められてしまっていると思います。
たとえば,高畑勲さんは,九条の会に入られ,また一方では,ハムレットを賞賛されていましたが,
九条とハムレットは,まったく水と油の関係であると思われることはありませんか?
そういう考えに思い至られませんか?
ハムレットは,いくら理由があろうと,殺人を犯しているのです。
ハムレットは一人の犯行だから,身内の問題だからよかったのでしょうか?
それが10人20人と大きくなり,戦争と言われるようになる場合は問題と思われませんか?
"戦争"と言葉で定義された場合だけを九条の思想で禁止するのであれば,
仇討ちと戦争の境目はどこに来るとお思いですか?
たとえば,日本で上手い例がないので仮のハナシですが,皇太子殿下が天皇になられて,
にもかかわらず不振死を遂げられたとしましょう。
そして皇位継承が秋篠宮さまとかその息子に移ります。
眞子様が,自分の夢枕に浩宮さまが出てきて,自分は秋篠宮さまに殺された,仕返ししてくれと言われた。
だから仇討ちしたのだ,と言って浩宮さまを殺されたとしましょう。
そのごたごたで日本が戦乱の世の中になったとしたら,それはほんとうに賞賛できるでしょうか?
我々は,いくら自分に理不尽な憎しみがあろうとも,それで日本をおかしくしないでくれ,
それはいわば家のごたごたなのであるから,家は家の問題として考え,
それとは別に,日本の国を上手く治めることを第一に考えてくれ,と言うと思います。
それこそが,天皇家や人々がみなで力を合わせて守るべき"世界の均衡"ではないでしょうか。
ならばなぜそれを,ハムレットに対して言えないのか?
私は,誰かがハムレットを賞賛し,先入観が固まってしまい,賞賛せねばならない雰囲気の中で,
ハムレットという作品が本当に伝えていることを,誰もが受け取れなくなっていると思います。
私は,ハムレットという作品の本質は,ものごとの本質を見失い,人々を忘れて,
自分個人の思いだけを頼りに生きた人間,世の中のあるべき姿よりも血縁など些細なことを取った人間は,
すべてを失ってしまうという,戒めにあると思っています。
九条の理念も,もしあるとすれば,ここまで考えられてこそのものだと思うのですが。
しかし,九条の会の人々,共産党の人々はあまねく,ハムレットを礼賛しています。
忠臣蔵にしても然りです。
けっきょく九条の会も,私から見れば,戦争に反対するのはファッションとして美しいと思うから,
軍人がよくバッジを掲げるのと同じで九条の会に入っているというネームバリューが欲しいから,
反対を掲げているに過ぎないと思っています。
世界にとって本当に必要なのは,憲法11条から13条に掲げられた,基本的人権の尊重です。
そしてその根本にあるのは,言論の自由であり,ヒトの意見を聞くことだと思っています。
血縁を捨て,世の中のあるべき姿を大勢の人間から聞き取り,実現することこそが大事なのであり,
それができる人間はハムレットなどは賞賛しないし,
非戦だけを大上段に掲げて中身のない空疎な議論をすることもないと思います。
高畑さんも目を覚ましてほしいと思います。
大西秀宜
http://onicchan.cocolog-nifty.com/blog/
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