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【ゴルフ】

松山 反骨の首位発進 前年勝者なのにアウェー状態

2015年6月6日 紙面から

◇メモリアル・トーナメント<第1日>

▽4日、米オハイオ州ダブリン、ミュアフィールドビレッジGC(7392ヤード、パー72)▽曇り後晴れ、気温27度、弱風▽賞金620万ドル、優勝111万6000ドル▽120選手

 【ダブリン(米オハイオ州)テッド・ムース】大会2連覇、米ツアー2勝目を狙う松山英樹(23)=レクサス=が首位タイと絶好発進した。8バーディー、ボギーなしの64で8アンダー。パーオンできなかったのも、フェアウエーをキープできなかった(パー3を除く)のも、各1ホールだけというほぼ完璧な内容だった。ボー・バンペルト(米国)も首位タイ。石川遼(23)=カシオ=は75の3オーバーと振るわず、102位と大きく出遅れた。タイガー・ウッズ(米国)は73の1オーバーで85位。

 前日は絶不調だと深刻な顔で話していた松山。ふたを開けたら4連続を含む8バーディーでノーボギー。「前日夕方の練習で、これだったらいけるかなという感じは少しあった。でも、なんで良くなったか、まったく分からない」と、自分でもびっくりだ。

 静かに燃やした反骨心が好スコアにつながった。フィル・ミケルソン、リッキー・ファウラー(ともに米国)の人気者2人と同組とあって、アウェーの状態。地元テレビ局の中継で一人だけ映像をカットされることが多かった。

 ギャラリーの声援も一番少なく、他の2人が先にパッティングを終えると次のホールに移動する人たちもいた。「ディフェンディングチャンピオンなのに、なぜ自分の拍手が少ないのかと、変な気持ちになった。ああいうメンツと回ると最終日のような感覚になってしまう。でも、それが逆にいい方向に働いてくれた」という。3週前に替えたアイアンがあまりうまく打てず、元に戻したのも成功した。

 2番、3番でいずれも4メートルを沈めて連続バーディー。7番はグリーン奥から1・2メートルに寄せ、9番は残り138ヤードをPWで60センチにつけた。圧巻の4連続バーディーは11番から。11番パー5は残り261ヤードをユーティリティーの5番で10メートルに2オン。12番で2メートル、13番で5メートル、14番は1・2メートルを沈めた。本人は4連続だと知らないままホールアウトするほどの集中力を発揮。打ちすぎでは、と周囲が思うほど強めに打つパッティングも奏功した。

 初日はミケルソン、ファウラーともイーブンパーの68位。松山がひと泡吹かせた形だ。だが、慢心はない。1カ月前のプレーヤーズ選手権では初日首位に立ちながら、その後尻すぼみで17位に終わった。「調子が悪いときにいいスコアが出ても続かない。きょうもミスショットがあった。焦らずやっていきたい」と自分を見失わなかった。

 

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