中日スポーツ、東京中日スポーツのニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 中日スポーツ > プロ野球 > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【プロ野球】

DeNA 痛み分けドロー 3度の中断経て5回降雨コールド

2015年6月6日 紙面から

◇DeNA3−3西武

5回降雨コールドで引き分けとなり、引き揚げるDeNAナイン=横浜で(斉藤直己撮影)

写真

 5回終了後に降雨コールドゲームで引き分けた。西武は1回に中村の16号3ランで先制。DeNAは1回にロペスの適時打で1点を返し、3回にロペスの9号2ランで追い付いた。両チームとも4番打者が全打点を挙げた。

      ◇

 3度の中断。途切れ途切れの進行にヤキモキした試合が、何とか成立した。痛み分けの5回降雨コールド。連敗中のDeNA・中畑監督は「引き分けはまだ良いよ。これで白黒つくと、なんか後味が悪いもんね」と胸をなで下ろした。

 開始直後に強くなった雨脚の中で、先発の山口が初回にいきなり3ランを被弾。足元の土はぬかるみ、ボールは滑る。1回表2死、4回終了時点でともに26分の中断。3度目となる7分の中断の後、試合終了。その間、指揮官は何度も審判団のもとに向かった。

 「試合が始まれば審判の判断。でも、危険度が高い状況でプレーさせるのは、こっちも相手も不安。そこをどう判断するか、お伺いを立てた。言うべきことを言うというのは、あってしかるべきだと思う」

 結果的にはロペスが1人で3打点を挙げて追いつき、5イニングを消化。コールドゲームの環境を整えた。「条件が悪い中でよく追いついて、ここまで食らいついてくれた。結果的に引き分けたのは救い。お互いに傷つくことなく終われたのは良かった」。指揮官は、ホッとした表情で球場を後にした。 (井上学)

 

この記事を印刷する

PR情報





中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ