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サイ・ゴダード(3月18日)
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【プロ野球】初登板の内海が5失点KO 足に違和感…2軍逆戻り2015年6月6日 紙面から ◇ソフトバンク8−4巨人
ソフトバンクが3連勝を飾った。0−2の3回に中村晃の1号2ランで同点。4回に細山田の2点二塁打などで3点を勝ち越した。二保が5回2死満塁から好救援して3勝目。巨人は内海が今季初登板したが崩れ、連勝は3で止まった。 ◇ エースの面影はなかった。巨人・内海が東京ドームで沈んだ。3回に中村晃の1号2ランで同点に追いつかれると、4回には細山田に勝ち越しの左越え2点適時二塁打を献上。続く摂津の時には両足をつるアクシデントに見舞われマウンドを後にした。3イニング1/3で7安打5失点。見るも無残なKO負けだ。 「本当に迷惑をかけてしまいました」と内海。気持ちの整理が必要だろう。ロッカーから出てきたのは試合終了から1時間後。事前に荷物が運び出されたことから、2軍での再調整が濃厚となった左腕は「しっかりやらなきゃいけない課題が分かった」と唇をかんだ。 3月4日のオープン戦、日本ハム戦(札幌ドーム)に登板した後に左前腕部の炎症を発症。2軍で調整している間は1軍の試合をテレビで見ながら「東京ドームの戦列に加わりたい」と思っていた。しかし、不安もあった。患部を気にするあまり、投げ込みが不足気味。見切り発車の面は否めなかった。 心の揺れに今季初登板の緊張と力みが加わり、納得いくフォームで投げられない。直球は球速130キロ台で、制球も今イチ。そんな左腕に苦言を呈する人がいた。観戦していた長嶋終身名誉監督だ。東京ドームを後にする際には「精神的なものが…。コントロールがなかったからね」と辛口コメント。原監督も渋い表情を隠そうとしない。 「本来の部分から言うなら、景色が違うでしょうね」。もちろん、内海は雪辱を誓う。「もう一回作り直して、戻って来られたら。もう一度作り直す」。これで終わる気はない。リーグ4連覇に貢献するため、力を蓄えていく。 (川越亮太) PR情報
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