【広島】黒田、7回無失点で5勝目!本拠地7連敗で止めた
2015年6月6日6時0分 スポーツ報知
◆交流戦 広島2―1楽天(5日・マツダスタジアム)
黒田が今季初めて、2試合連続で勝利を挙げた。7回無失点の好投で、チーム単独トップの5勝目。今季ワーストタイの借金8を抱えていた広島を崖っぷちで踏みとどまらせた。
唯一のピンチは6回だった。2死満塁で伊志嶺に初球のスプリットを拾われた。一、二塁間への強烈なゴロ。だが、新井がダイビングで捕球する超ファインプレー。黒田は「新井なんで抜けると思った」と、共に今季チームに復帰した戦友をちゃかしつつも、「ゴールデン・グラブ賞を取るぐらいの守備。気合だけでは捕れない」と感謝した。
さらに「マエケン(前田)と祐輔(野村)に教えてもらったので、それが良かった」と感謝の言葉を続けた。1日に若い2人にカーブの投げ方の教えを請うた。実績や年齢は関係なく、自分に足りない点を吸収した。そのカーブで効果的にカウントを稼いだ。
「石原のリードも良くて、抜く球をうまく使いながら抑えられた」。開幕当初のツーシーム主体の投球から、前回の5月29日、対オリックス戦(京セラD)ではスライダーを多投して約1か月ぶりの勝利。さらに今回は後輩から教わったカーブもミックスさせて、今季最少の4安打。防御率も4月30日以来の2点台(2・94)に戻した。
今季初めての雨中での登板。右くるぶし付近に炎症を抱えている黒田にとっては「(マウンド状態は)良くはなかったですね」とハンデだったはず。だが、「(右足の故障と)うまく付き合っていかないといけない。この年齢で100%の状態でマウンドに上がれるとは思っていないので」と投手戦に耐えた。ベテラン右腕の力投で本拠地・マツダでの連敗を7で止めた緒方監督は「本当にナイスピッチング」と称賛を惜しまなかった。(井之川 昇平)