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麻生副総理と中国副首相 対話と協力で一致6月6日 5時14分
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中国を訪れている麻生副総理兼財務大臣は5日、中国の最高指導部の1人、張高麗副首相と会談し、日中関係の改善に向け、対話と協力を深めていくことで一致しました。
中国・北京を訪れている麻生副総理兼財務大臣は5日、中国共産党の序列7位の張高麗副首相と会談しました。
この中で張副首相は、「日本は歴史を直視し、両国の関係の正常化を望むべきだ。同時に、財政や金融の分野における協力もさらに前進させることを心から望んでいる」と述べました。
これに対し麻生副総理は、会談のあとの記者会見で、「戦後の日本は先の大戦に対するいわゆる痛切な反省を胸に刻んできた。安倍総理大臣と歴代の総理大臣に全く変わりがないことを申し上げた」と述べました。
また、「両国間の経済関係がさらに発展することが、日中関係や世界経済にとっても望ましい。今後もさまざまなレベルで対話を続け、信頼関係を強化していくことを確認した」と述べ、日中関係の改善に向け、対話と協力を深めていくことで一致したことを明らかにしました。
このあと麻生副総理は、中国の楼継偉財政相と会談し、アジア地域の膨大なインフラ需要に応えるため、今後5年間で総額13兆円規模の投資を進める日本の構想を説明したということです。麻生副総理は6日、およそ3年ぶりに開かれる「日中財務対話」に出席し、日本と中国の経済面での協力関係について話し合うことにしています。
この中で張副首相は、「日本は歴史を直視し、両国の関係の正常化を望むべきだ。同時に、財政や金融の分野における協力もさらに前進させることを心から望んでいる」と述べました。
これに対し麻生副総理は、会談のあとの記者会見で、「戦後の日本は先の大戦に対するいわゆる痛切な反省を胸に刻んできた。安倍総理大臣と歴代の総理大臣に全く変わりがないことを申し上げた」と述べました。
また、「両国間の経済関係がさらに発展することが、日中関係や世界経済にとっても望ましい。今後もさまざまなレベルで対話を続け、信頼関係を強化していくことを確認した」と述べ、日中関係の改善に向け、対話と協力を深めていくことで一致したことを明らかにしました。
このあと麻生副総理は、中国の楼継偉財政相と会談し、アジア地域の膨大なインフラ需要に応えるため、今後5年間で総額13兆円規模の投資を進める日本の構想を説明したということです。麻生副総理は6日、およそ3年ぶりに開かれる「日中財務対話」に出席し、日本と中国の経済面での協力関係について話し合うことにしています。