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名大生、仙台での放火容疑で再逮捕 

 名古屋市のアパート自室で知人女性を殺害した疑いで逮捕された名古屋大の女子学生(19)が、実家がある仙台市で民家に火を付けて知り合いを殺害しようとしたとして、愛知、宮城両県警は5日、殺人未遂と現住建造物等放火の疑いで女子学生を再逮捕した。「知り合いを殺せば葬式に出席でき、焼死体を見られると思った」と供述し、容疑を認めているという。

 再逮捕容疑では、昨年12月13日午前3時25分ごろ、実家から約3キロ離れたパート女性(67)宅で、玄関ドアの郵便受けから引火性の高い液体「ジエチルエーテル」を流し込み、火をつけたマッチを投げ入れたとされる。調べに「昨年8月末にも同じ家に火を付けたが、うまく燃えなかったためもう一度放火した」と話している。

 女子学生はパート女性の家を妹の同級生の自宅だと思い込み、同級生と家族を殺害するために放火したとみられるが、実際は同じ姓の別人の家で、逮捕後の調べで指摘されるまで気付いていなかった。同級生は両県警に「狙われた理由には心当たりがない」と話しているという。

 (中日新聞)

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