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初婚年齢さらに遅く 晩産化も進む6月6日 7時24分
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去年1年間に初めて結婚した人の平均年齢は男女ともに過去最高を更新し、晩婚化と晩産化が一層進んでいることが厚生労働省のまとめで分かりました。
厚生労働省の「人口動態統計」によりますと、去年1年間に結婚した人は64万3740組で、前の年より1万6800組余り減りました。
このうち初めて結婚した人の平均年齢は、男性が31.1歳、女性が29.4歳と過去最高を更新し、平成6年に比べて男性は2.6歳、女性は3.2歳高くなりました。
都道府県別に見ますと、最も高かったのは男女ともに東京で男性が32.3歳、女性が30.5歳で、最も低かったのは、男性は佐賀で29.9歳、女性は福島で28.4歳でした。
晩婚化に伴って女性が最初の子どもを生む年齢も上昇していて、去年の平均年齢は30.6歳と平成16年に比べて1.7歳、いわゆる団塊ジュニア世代が生まれた昭和50年より4.9歳高くなり、晩産化も一層進んでいることが明らかになりました。
中京大学の松田茂樹教授は、晩婚化と晩産化が少子化を加速させているとしたうえで、「雇用が安定しないために結婚や出産をためらう若者が少なくない。
安心して子育てができるよう雇用の確保や経済的な負担を減らす支援が重要だ」と話しています。
このうち初めて結婚した人の平均年齢は、男性が31.1歳、女性が29.4歳と過去最高を更新し、平成6年に比べて男性は2.6歳、女性は3.2歳高くなりました。
都道府県別に見ますと、最も高かったのは男女ともに東京で男性が32.3歳、女性が30.5歳で、最も低かったのは、男性は佐賀で29.9歳、女性は福島で28.4歳でした。
晩婚化に伴って女性が最初の子どもを生む年齢も上昇していて、去年の平均年齢は30.6歳と平成16年に比べて1.7歳、いわゆる団塊ジュニア世代が生まれた昭和50年より4.9歳高くなり、晩産化も一層進んでいることが明らかになりました。
中京大学の松田茂樹教授は、晩婚化と晩産化が少子化を加速させているとしたうえで、「雇用が安定しないために結婚や出産をためらう若者が少なくない。
安心して子育てができるよう雇用の確保や経済的な負担を減らす支援が重要だ」と話しています。