2015年6月5日15時06分
絵記号を使ったり、音声で読み上げたり。障害者にも読みやすい工夫がこらされた本が、少しずつ広がっています。
字を読むのが苦手でも楽しく本が読めるよう、絵記号やイラスト、写真がもりだくさんの「LLブック」という本があります。
例えば「通勤・通学」は「学校や仕事に、かよう」とするなど、やさしく読みやすい文章で、漢字にはふりがながあります。絵記号は、「うれしい」、「おいしい」といった気持ちも伝えます。
LLはスウェーデン生まれで「やさしく読める」の意味。1960年代、そのスウェーデンで、健常者と同じように情報を得たいという、知的障害がある青年らの思いに応えようと生まれました。同国では国の補助を受け、年に30冊ほど作られています。
LLブックを日本で広めようとしているひとりが大和大学(大阪府吹田市)教授の藤澤和子さん(言語・コミュニケーション障害学)です。
残り:1782文字/本文:2165文字
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