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台湾総統 慰安婦関連施設を10月開設6月4日 12時38分
台湾の馬英九総統は、台北で開かれた催しのあいさつで、「抗日戦争勝利70周年」と位置づけていることし、いわゆる従軍慰安婦の問題に関する施設が台湾に開設されることを明らかにしました。
馬英九総統は、3日夜、歴史学の研究者などが参加した催しであいさつし、この中で、いわゆる従軍慰安婦の問題に関する施設がことし10月25日に台湾に開設されることを明らかにしました。施設の規模や場所など、詳しいことは明らかにされていませんが、この問題に関する台湾で初めての施設になるということです。
台湾は、ことしを「抗日戦争勝利70周年」と位置づけて、9月に戦争の遺族などを招いて大会を開くほか、記念のシンポジウムや資料展なども相次いで実施する計画です。10月25日は、台湾では日本による統治が終わった記念日とされていて、地元メディアによりますと、馬総統は「誰かを悪く描くのではなく、戦争を問いただし、平和を推進するためだ」と述べたということです。
馬総統は、ことし4月に行った日本のメディアとの会見で、日本と台湾は緊密な関係にあるという認識を示す一方、「歴史の誤りは許せても歴史の真相を忘れることはできない」と述べていました。
台湾は、ことしを「抗日戦争勝利70周年」と位置づけて、9月に戦争の遺族などを招いて大会を開くほか、記念のシンポジウムや資料展なども相次いで実施する計画です。10月25日は、台湾では日本による統治が終わった記念日とされていて、地元メディアによりますと、馬総統は「誰かを悪く描くのではなく、戦争を問いただし、平和を推進するためだ」と述べたということです。
馬総統は、ことし4月に行った日本のメディアとの会見で、日本と台湾は緊密な関係にあるという認識を示す一方、「歴史の誤りは許せても歴史の真相を忘れることはできない」と述べていました。