舞台burst!
6月1日に観てきましたヽ(^o^)丿
![DSC_0156.jpg](http://megalodon.jp/get_contents/220273249)
6月2日に千秋楽を終えたので、
もう解禁だと思い、ざっとどんな舞台だったか
記したいと思います。
ネタバレお嫌いな方は、この先を読むべからず。
***
開幕。
左右に一個ずつセットがある。
上手(向かって右)が、ソファがあるリビングルーム。
電話が鳴っている。
そこに、赤いパジャマ姿の慎吾が(役名:アオキさん)
寝起き姿で電話に出る。
下手が、警視庁の会議室のデスクとホワイトボード。
電話をかけているのは、
黒いジャンパーに白ワイシャツ姿の
爆発処理プロのつよぽん(役名:ネガミさん)
アオキさんの家は、栃木の田舎で
周りには何もない一軒家。
本当は国会議事堂に仕掛けるはずの爆弾を
間違ってアオキさん家に仕掛けられてしまった。
何故なら、国会議事堂の住所は、
永田町1丁目7-1で、
アオキさんの住所は、
栃木県あがた町1丁目7-1だから。
外国人テロリストには違いがわからなかったらしい。
時限爆弾のタイムリミットの12時までに
爆弾処理班が到着できないため、
爆弾処理名手のネガミさんが、
アオキさんに爆弾処理の操作を電話で誘導すると告げる。
一般市民のアオキさんは、
周りに何もない一軒家なので、
爆発しても支障はないから
今すぐ逃げます!と当然の事を言う。
ところが、その近くの沼に、
なんとかホシクサという
世界でここだけにしか生息しない植物があるから
爆発させるわけにはいかないんだと
熱弁するネガミさんに押され、
爆弾処理をするはめに。
舞台は終わりまで、二人の電話のやり取りだけ。
果たして、タイムリミットまでに
爆弾は無事処理できるのか?
ところが、ネガミさんは、
電話だけで爆弾処理をするには、
二人の意思の疎通がしっかりできないといけないから、
練習をすると言って、
その間にも刻々と時間が過ぎていき、
焦るアオキさんをよそに、
爆弾に関係のないことをばかりを電話で指示する。
まずは、アオキさんに家から駅までの地図を説明してくれと。
その説明を聞きながら、ネガミさんがホワイトボードに
地図を書いていく。
「家の前の道路を左に。その先に池があります。
そこを通りすぎてそのまま進むと、大きな木があります」
という具合に。(絵がとても可愛いんです)
ところが、あまりに「通りすぎてそのまま進んで」が多すぎて、
ホワイトボードの左側が足りなくなっていく。
ネガミさんは、書いた絵を全部消して
もう一度、家を右側にずらしてやり直すが、
今度は「家の前の道路を右に」で始まり、
右の方向に絵が伸びていってしまう。
ネガミさん「家の前の道路を左にってさっきは言ったぞ」
アオキさん「こっちは徒歩の行き方ね。さっきのは車の場合」
そして、ホワイトボードの右側が足りなくなっていく。
「それにしても車と徒歩でこんなに左右に逆に広がって、
いったい駅はどこにあるんだ?」なオチ。
次は、バナナをソーイングセット持ってきてと指示する。
バナナは丸だが、皮をつけた状態だと5角形だと。
その皮の部分に糸を指示通りに縫わせていく。
最後に糸を引いてみると・・・
バナナがキレイにカットされてポロリと落ちる。
(ここで客席から拍手)
意思の疎通ができたところで?
いよいよ爆弾処理。
アオキさんが、仕掛けられた爆弾を持ってくる。
緑色のドラム缶に蓋がついたような物。
蓋はテープがぐるぐる巻きになっている。
電話で、そのドラム缶の形状を説明するアオキさん。
パジャマのポケットに入っていた千円札で、
ドラム缶のサイズを測る。
千円札は15センチ(豆知識)
蓋には「おしりのマーク」がある。
蓋を逆さにしてみてくれと言われ、逆さにすると、
ハートのマークだった。
それは、今まで何度か対戦してきた
テロリスト「エンジェルハート」の印。
「そのテープをはがして」と指示されるが、
テープをはがす端が見つからない。
そのやり取りが笑いを誘う。
ようやくテープをはがし、蓋を開けると、
中には、いっぱいの
とにかくいっぱいの導線と、爆弾が。
だんだん焦ってくるネガミさん。
何故かというと、爆破予告時間は12時ではなく
本当は11時45分だったからだと暴露する。
アオキさんを少しでも落ち着かせるために
嘘の時間を言ったのだ。
そして、とにかくいっぱいの導線から
一番太い1本を選んで切る指示が出るも、
太さがわからず、おかしな事を色々試すが、
時間が迫り、ついに、えいっ!と切ってしまう。
舞台が突然、暗転に。
再び明るくなったら・・・
ビックリの演出!
アオキさんは、つよぽんに。
ネガミさんは、慎吾になっている!
さっきまでパジャマ姿だった慎吾が、
髪をピチッと固めて背広姿の爆弾処理のプロに。
二人が入れ替わって、
今までの続きの芝居が始まる。
爆弾に繋がる導線をカットし、
爆発は無事回避できたところから。
ほっとしながら雑談をする二人。
アオキさんは、東京でITの仕事をしていたが、
失敗して田舎でひとり暮らしをしている。
二人は同年代で、
覚えているアニメの歌があり一緒に口ずさむ。
サビの「何を、今」「今、何を」
二人の歌詞の記憶が違う。
話をしているうち、ドラム缶が上げ底だと気づく。
実は、中には、もう一回り小さな缶が入っていた。
それが本命の爆弾だ。
しかし、今度は蓋に鍵がかけられている。
どうやって鍵を開けるたらいいか?
パンが飛び出す型のトースターと、
先ほどの爆弾の火薬を使って、
鍵を小爆破して開けるという案を出すネガミさん。
そんな無茶な!
結局、アオキさんは、ネガミさんの指示通りに
鍵を爆破して、蓋を開けることに成功する。
(この時、煙が出る設定)
蓋を開けると、やはり爆弾が。
今度は赤と青の導線があり、
どちらの線を切るかという
よくドラマで観る定番な仕掛けだ。
ネガミさん
「重要な線の上に後付した線の方がダミーだ。
どっちが上になっている?」
アオキさん「青です」
青の導線を切り、これも無事、爆発回避する。
2つのそれぞれのセットに正面を向いて立ち
一度も顔を見合わせたことがなかった二人が、
一度だけお互いを向いて立つシーン。
(東京の警視庁と栃木県あがた町なので、
お互いを見るという芝居ではないのですが)
ラストシーン。
2つ目の爆弾を回避したところで、
また新たに、缶の中から一回り小さな缶が出てくる。
しかし、もうタイムリミット。
「今すぐ逃げなさい!」と言うネガミさん。
「実は、さっきわかったんだが、なんとかホシクサは、
もう何年も前に絶滅していたんだ!」
しかし、アオキさんは、ドラム缶を抱えて座り込み、
狂気じみた目をして、蓋に巻かれたテープを
ぐるぐると剥がしている・・・
ここで暗転。終わりです。
鳴りやまぬ拍手の中、
二人が出てきて、トークコーナー。
役のアオキさんとネガミさんじゃなくて、
つよぽんと慎吾のフリートークです。
(トーク内容は、また後でレポします)
そして、途中、ちょっと待っててと言って
つよぽんがギターを持ってきて、
芝居の中に出てきた青春時代のアニメソングを
二人で歌います。
「何を、今」「今、何を」ちゃんと違ったままで。
慎吾「三谷さんが、稽古の時にお芝居の後のトークまでが
この舞台の内容ですと言って、びっくりしました。
そして、マイクまで渡されて(笑)」
***
慎吾とつよぽんが、
同じ役を入れ替わってやるということで、
二人の芝居が、こんなにも違うのを観ることができます。
三谷さんの演出どおりの演じ方なのか、
自分なりの演じ方をしているのか?
わからないほど、
慎吾は、慎吾のアオキさんとネガミさんで
つよぽんは、つよぽんのアオキさんとネガミさん。
つよぽんは、早口でバババーっとまくしたてる。
時々、唾が飛んでるのが見えるくらい。
慎吾は、セリフ早口だけど落ち着いて言う。
とにかくセリフの量がすごい。
たくさん笑えるとは聞いていたけれど、
本当に観客席は笑いっぱなしです。
仲良し二人だけだからこそ、安心して観られた舞台でした。
***
舞台を観劇した拓哉さんが、
今夜のラジオで、べた褒めしてました。
三谷さんの作品は本当に面白くて、
始まって10秒くらいで、すぐ笑いが起きて
ずっと笑いっぱなしだと。
こんなに短期間で、稽古の時間も少なくて、
よくやったな。 自分ならできない。
マネージャーは二人に厳しいねw
で、暗転になってから着席したら、
隣が明らかにザキヤマでwww
舞台に集中できなくなりそうだったと。
***
記憶をたどって記しましたが、
残念ながら笑いどころは書けていません。
文字だけでは、さっぱり伝わってこないでしょうから。
アニメソング歌う所も、どのシーンだったか、
前後してるかもしれません。
残念ながら観に行かれなかった方に
少しでも伝われば幸いです。
6月2日に千秋楽を終えたので、
もう解禁だと思い、ざっとどんな舞台だったか
記したいと思います。
ネタバレお嫌いな方は、この先を読むべからず。
***
開幕。
左右に一個ずつセットがある。
上手(向かって右)が、ソファがあるリビングルーム。
電話が鳴っている。
そこに、赤いパジャマ姿の慎吾が(役名:アオキさん)
寝起き姿で電話に出る。
下手が、警視庁の会議室のデスクとホワイトボード。
電話をかけているのは、
黒いジャンパーに白ワイシャツ姿の
爆発処理プロのつよぽん(役名:ネガミさん)
アオキさんの家は、栃木の田舎で
周りには何もない一軒家。
本当は国会議事堂に仕掛けるはずの爆弾を
間違ってアオキさん家に仕掛けられてしまった。
何故なら、国会議事堂の住所は、
永田町1丁目7-1で、
アオキさんの住所は、
栃木県あがた町1丁目7-1だから。
外国人テロリストには違いがわからなかったらしい。
時限爆弾のタイムリミットの12時までに
爆弾処理班が到着できないため、
爆弾処理名手のネガミさんが、
アオキさんに爆弾処理の操作を電話で誘導すると告げる。
一般市民のアオキさんは、
周りに何もない一軒家なので、
爆発しても支障はないから
今すぐ逃げます!と当然の事を言う。
ところが、その近くの沼に、
なんとかホシクサという
世界でここだけにしか生息しない植物があるから
爆発させるわけにはいかないんだと
熱弁するネガミさんに押され、
爆弾処理をするはめに。
舞台は終わりまで、二人の電話のやり取りだけ。
果たして、タイムリミットまでに
爆弾は無事処理できるのか?
ところが、ネガミさんは、
電話だけで爆弾処理をするには、
二人の意思の疎通がしっかりできないといけないから、
練習をすると言って、
その間にも刻々と時間が過ぎていき、
焦るアオキさんをよそに、
爆弾に関係のないことをばかりを電話で指示する。
まずは、アオキさんに家から駅までの地図を説明してくれと。
その説明を聞きながら、ネガミさんがホワイトボードに
地図を書いていく。
「家の前の道路を左に。その先に池があります。
そこを通りすぎてそのまま進むと、大きな木があります」
という具合に。(絵がとても可愛いんです)
ところが、あまりに「通りすぎてそのまま進んで」が多すぎて、
ホワイトボードの左側が足りなくなっていく。
ネガミさんは、書いた絵を全部消して
もう一度、家を右側にずらしてやり直すが、
今度は「家の前の道路を右に」で始まり、
右の方向に絵が伸びていってしまう。
ネガミさん「家の前の道路を左にってさっきは言ったぞ」
アオキさん「こっちは徒歩の行き方ね。さっきのは車の場合」
そして、ホワイトボードの右側が足りなくなっていく。
「それにしても車と徒歩でこんなに左右に逆に広がって、
いったい駅はどこにあるんだ?」なオチ。
次は、バナナをソーイングセット持ってきてと指示する。
バナナは丸だが、皮をつけた状態だと5角形だと。
その皮の部分に糸を指示通りに縫わせていく。
最後に糸を引いてみると・・・
バナナがキレイにカットされてポロリと落ちる。
(ここで客席から拍手)
意思の疎通ができたところで?
いよいよ爆弾処理。
アオキさんが、仕掛けられた爆弾を持ってくる。
緑色のドラム缶に蓋がついたような物。
蓋はテープがぐるぐる巻きになっている。
電話で、そのドラム缶の形状を説明するアオキさん。
パジャマのポケットに入っていた千円札で、
ドラム缶のサイズを測る。
千円札は15センチ(豆知識)
蓋には「おしりのマーク」がある。
蓋を逆さにしてみてくれと言われ、逆さにすると、
ハートのマークだった。
それは、今まで何度か対戦してきた
テロリスト「エンジェルハート」の印。
「そのテープをはがして」と指示されるが、
テープをはがす端が見つからない。
そのやり取りが笑いを誘う。
ようやくテープをはがし、蓋を開けると、
中には、いっぱいの
とにかくいっぱいの導線と、爆弾が。
だんだん焦ってくるネガミさん。
何故かというと、爆破予告時間は12時ではなく
本当は11時45分だったからだと暴露する。
アオキさんを少しでも落ち着かせるために
嘘の時間を言ったのだ。
そして、とにかくいっぱいの導線から
一番太い1本を選んで切る指示が出るも、
太さがわからず、おかしな事を色々試すが、
時間が迫り、ついに、えいっ!と切ってしまう。
舞台が突然、暗転に。
再び明るくなったら・・・
ビックリの演出!
アオキさんは、つよぽんに。
ネガミさんは、慎吾になっている!
さっきまでパジャマ姿だった慎吾が、
髪をピチッと固めて背広姿の爆弾処理のプロに。
二人が入れ替わって、
今までの続きの芝居が始まる。
爆弾に繋がる導線をカットし、
爆発は無事回避できたところから。
ほっとしながら雑談をする二人。
アオキさんは、東京でITの仕事をしていたが、
失敗して田舎でひとり暮らしをしている。
二人は同年代で、
覚えているアニメの歌があり一緒に口ずさむ。
サビの「何を、今」「今、何を」
二人の歌詞の記憶が違う。
話をしているうち、ドラム缶が上げ底だと気づく。
実は、中には、もう一回り小さな缶が入っていた。
それが本命の爆弾だ。
しかし、今度は蓋に鍵がかけられている。
どうやって鍵を開けるたらいいか?
パンが飛び出す型のトースターと、
先ほどの爆弾の火薬を使って、
鍵を小爆破して開けるという案を出すネガミさん。
そんな無茶な!
結局、アオキさんは、ネガミさんの指示通りに
鍵を爆破して、蓋を開けることに成功する。
(この時、煙が出る設定)
蓋を開けると、やはり爆弾が。
今度は赤と青の導線があり、
どちらの線を切るかという
よくドラマで観る定番な仕掛けだ。
ネガミさん
「重要な線の上に後付した線の方がダミーだ。
どっちが上になっている?」
アオキさん「青です」
青の導線を切り、これも無事、爆発回避する。
2つのそれぞれのセットに正面を向いて立ち
一度も顔を見合わせたことがなかった二人が、
一度だけお互いを向いて立つシーン。
(東京の警視庁と栃木県あがた町なので、
お互いを見るという芝居ではないのですが)
ラストシーン。
2つ目の爆弾を回避したところで、
また新たに、缶の中から一回り小さな缶が出てくる。
しかし、もうタイムリミット。
「今すぐ逃げなさい!」と言うネガミさん。
「実は、さっきわかったんだが、なんとかホシクサは、
もう何年も前に絶滅していたんだ!」
しかし、アオキさんは、ドラム缶を抱えて座り込み、
狂気じみた目をして、蓋に巻かれたテープを
ぐるぐると剥がしている・・・
ここで暗転。終わりです。
鳴りやまぬ拍手の中、
二人が出てきて、トークコーナー。
役のアオキさんとネガミさんじゃなくて、
つよぽんと慎吾のフリートークです。
(トーク内容は、また後でレポします)
そして、途中、ちょっと待っててと言って
つよぽんがギターを持ってきて、
芝居の中に出てきた青春時代のアニメソングを
二人で歌います。
「何を、今」「今、何を」ちゃんと違ったままで。
慎吾「三谷さんが、稽古の時にお芝居の後のトークまでが
この舞台の内容ですと言って、びっくりしました。
そして、マイクまで渡されて(笑)」
***
慎吾とつよぽんが、
同じ役を入れ替わってやるということで、
二人の芝居が、こんなにも違うのを観ることができます。
三谷さんの演出どおりの演じ方なのか、
自分なりの演じ方をしているのか?
わからないほど、
慎吾は、慎吾のアオキさんとネガミさんで
つよぽんは、つよぽんのアオキさんとネガミさん。
つよぽんは、早口でバババーっとまくしたてる。
時々、唾が飛んでるのが見えるくらい。
慎吾は、セリフ早口だけど落ち着いて言う。
とにかくセリフの量がすごい。
たくさん笑えるとは聞いていたけれど、
本当に観客席は笑いっぱなしです。
仲良し二人だけだからこそ、安心して観られた舞台でした。
***
舞台を観劇した拓哉さんが、
今夜のラジオで、べた褒めしてました。
三谷さんの作品は本当に面白くて、
始まって10秒くらいで、すぐ笑いが起きて
ずっと笑いっぱなしだと。
こんなに短期間で、稽古の時間も少なくて、
よくやったな。 自分ならできない。
マネージャーは二人に厳しいねw
で、暗転になってから着席したら、
隣が明らかにザキヤマでwww
舞台に集中できなくなりそうだったと。
***
記憶をたどって記しましたが、
残念ながら笑いどころは書けていません。
文字だけでは、さっぱり伝わってこないでしょうから。
アニメソング歌う所も、どのシーンだったか、
前後してるかもしれません。
残念ながら観に行かれなかった方に
少しでも伝われば幸いです。
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