2015-06-06

自分に自信がないのはなぜか?



自分に自信がないのはなぜか?

いつからないのか?

そう考えると高校生記憶が蘇る。

高校1年のとき、3人目の元カノと別れるとき、「元彼と復縁した」と言われて別れた。

単純に自分に魅力がかなったのもあるかもしれない。

今、思い返すとそれは浮気じゃないかと思う。

でも、当時の自分にはもう復縁しちゃったなら何を言っても仕方ないと納得させていた。

その彼女とは学校が同じだったので当然周りも僕らが別れたことは知ることとなる。

僕はあまり友達がいる方ではなかったので必然的元カノから周りに知れることになる。

しかし、元カノ学校カーストでは割と上位に位置していて友達が多かった。

ある日、僕は元カノ女友達から呼び出された。

女友達「あんたさ、なんで元カノちゃんと別れたの?元カノちゃん泣いてるじゃん!!元カノちゃんの気持ちも考えなよ!最低クズ!!!

言い返そうとしたが、相手が聞き入れてくれなかった。

元カノちゃんを庇うわたし優しい!!と考える自己中クソ女なのである

その日からクラス女子たちは僕に敵意しかさなくなり、学年の女子からは後ろ指を指されるようになった。3年間が息苦しくなった。

でも、男友達はそんな女子たちのネチネチしたことには首を突っ込まないので僕は不登校などにはならなかった。

男とはすごくサバサバした生き物である。たとえケンカしても次の日には笑ってワイワイ遊んでいる性格からだ。

でも、心の傷は癒えなくて心の奥底でガンのように広がっていた。

大学生になり、サークルになんとなく入り、新生活が始まったときに驚いた。

女の子たちとの距離が近すぎるのである。これが普通なのかもしれないが、僕には慣れなかった。

まるで男子校出身者のように女の子免疫がなくなっていたのである

話は逸れるが、男子校出身とは怖いもので、学食のオバチャンすら可愛く見えると聞く。

年頃の男子高校生なのに女性隔離された環境で一日の半分以上過ごすのだから免疫はなくなる。

毎日オバチャンと話したいがために学食へ通い、話しかける。

「お姉さん若いですね!ファンデーション何使ってるんですか?あ、それうちの姉も使ってるやつです!!」なんて嘘を平気で言う。

オバチャンもオバチャンで悪い気はしないのでカレーを通常サイズより多めに作ってくれたりするからwin - winである

免疫をなくすと何が起こるかと言うと女の子ますます距離を置くかその逆かの2択である

僕は後者であった。距離を縮めて仮に付き合ったとしてもまた高校時代のようなことが起こったらそれこそ立ち直れそうに無かった。

サークル飲み会苦痛しかなかった。お酒がなくなったらどんどん注文されるし、コールが止まず飲み続けて二次会カラオケでも飲み続ける。

僕はサークルをやめたが、そのサークルで僕は奇跡的に一人の女の子からアプローチを受けることになる。

結果から言えば告白されて付き合うことになったが、僕はこのような過去があるため付き合うのに2年かかったし、それまでに2回告白された。

3回目の告白で付き合おうと言われたとき、この人なら全て話しても良いと思った。

「こんな自分だけどそれでもいいか?」答えはそれでもOKだった。

しか課題はまだあった。

カップルになればキスもするし、セックスもする。好きな人が相手なら当たり前であり、彼女例外ではなかった。

キスはまだいいとしてセックスはには自信がなかった。

から彼女にはなかなか手は出せなかった。

友人にそれとなく相談してみが、「彼女自分に魅力がないのかと不安になるからできればセックスした方が良い」と言われた。

彼女にもその不安はあったようで、デートの帰りに誘ってみたらすごく喜んでいた。

僕は童貞ではなかったが、彼女処女ではなかった。それは付き合っていたときに知っていたし、僕は処女厨でもなかった。

から童貞のような「どこに入れればいいかわからない」というような不安はなかったが、僕はいままでフィニッシュまでいったことがないのが不安要素だった。

エロ模写は省くが、僕の息子は勃たなかった。アルコールが入っていたせいもあるかもしれない。

彼女が僕に泣きながら「ごめんね、やっぱり私って魅力ないんだね…」と謝る。僕も「違うよ。こちらこそごめん…」と謝る。

僕のせいで雰囲気はぶち壊れ、お通夜空気が漂う地獄絵図だったし、勃たないことで不安要素がトラウマに変わった。

結局、二人でラブホの枕を濡らして気付いたら寝ていた。

その日から彼女が素っ気なくなり始めた。

始めは些細だが、連絡が少なくなった。

「あぁ、自然消滅で別れるのかな…」高校時代トラウマが蘇る。

そんなとき僕はたまたまTwitter彼女アカウントを見つけた。

何気なく読んでいると、知らない男とのかなり親しげな2ショット写真がわんさか出てきて頭の中に「?」がいっぱい出てきた。

何も理解できないままツイートを見ていたらどうやら同棲もしているようだった。

いきなり突き付けられた事実を受け入れるのに時間がかかった。

別れるにしても一言しかったという思いが強かった。

そしてまた女の子が信じられなくなった。

就活をするにあたって学生生活を振り返ったとき、そこで初めて気付いたのだ。女の子が苦手なのではなくて、そもそも人付き合いが苦手なのだと。

だだ、気付くのがあまりにも遅すぎた。

そんなの被害妄想悲劇のヒロインを演じるなと言う人もいるだろうが、こうして文字にして書くことで整理したかった。

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