都議会議員がワイモバイルにブチギレ!「詐欺まがいの制限と契約内容なので違約金無しで解約した」

ロケットニュース24 / 2015年6月5日 19時30分

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都議会議員がワイモバイルにブチギレ!「詐欺まがいの制限と契約内容なので違約金無しで解約した」

北区選出の東京都議会議員「おときた駿」さんが、ヤフーの通信事業会社であるワイモバイルにブチギレし、ブログに怒りの内容を掲載していた。

ブログを読んでみると、どうやら宣伝されていたものと、あまりにも実態が違ったことが怒りの原因のようだ。さらには“詐欺まがいの制限と契約”としてワイモバイルに苦情を言い、無償解約にも成功したらしい。

いったいワイモバイルのどこが詐欺まがいなのか? おときたさんがワイモバイルで契約してからブチギレるまでの経緯を、ブログからまとめると

「2年間は月7GBを超えても、500MBずつの容量拡大が無料」、「事実上、高速回線が繋ぎ放題!」というふれこみでキャンペーンを行っていた

これはいい! と合計3台の Wi-Fi をワイモバイルで契約した

ところが2015年4月1日から突然「3日間で1GBの使用量を超えると、速度制限がかかる」という事象が発生し始めた

さらに「時間帯によって動画に視聴制限がかかる」という事象も

「2年間はつなぎ放題!」と言っていたのに話が違うと激怒。同僚の都議からも「控室のネット環境をなんとかして!」と要望も出ていたため、ワイモバイルの店舗に突撃した

──ということである。しかし店舗で発覚したのは、契約時に「3日間で1GBの使用量を超えると、速度制限がかかる」という説明を受けていた事実。ただ、この説明をうけた記憶はなく、この条件であれば絶対に契約していないというおときたさんは、

1. 説明書には「制限がかかる『場合がある』」と書いてあるだけで、1GBを超えると即座に・確実に制限がかかる今の状況とは説明に乖離がある
2. 契約書のどこを見ても、「時間帯によって動画に視聴制限がかかる」とは書いていない
3. さらにこんな状態で、未だにHPなどで「つなぎ放題」と宣伝するのは明らかに過大広告である
(おときたさんブログより引用)

という主張に加えて、「3GBを超えたら必ず制限がかかったり、動画視聴の際の制限があると聞いていたら、絶対に契約しなかった」、「この宣伝は過大広告の可能性があると、消費者センターも指摘していた」などと伝えることで、違約金が発生する期間内であるにもかかわらず無償解約に成功したようだ。

確かにおときたさんと同じ説明を受けていたとしたら、「話が違う!」と思ってしまう人は多いだろう。都議会議員という立場で、ここまでハッキリと消費者から見てダメな部分を大企業に対して言ってくれるのは嬉しいことである。

おときたさんも「突然の仕様変更、そしてその後も『つなぎ放題!』と宣伝することは、契約書に小さく書いてあったからといって免責されるものではない」とハッキリ言っているので、困っている人はおときたさんのブログを参考に、ワイモバイルと一度話し合った方が良いかもしれないぞ。

参照元:東京都議会議員 おときた駿 公式ブログ
執筆:なかの

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