朴大統領の支持率34%に下落 MERS対応で後手

【ソウル聯合ニュース】世論調査会社、韓国ギャラップが5日発表した調査結果によると、朴槿恵(パク・クネ)大統領の支持率は前週から6ポイント下落し34%となった。韓国内で感染が拡大している中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルスをめぐる政府の対応が後手に回ったことが影響したとみられる。

 政党支持率は与党セヌリ党が41%、最大野党の新政治民主連合が21%、左派野党の正義党が4%、特に支持する政党がないと答えた人が34%。

 セヌリ党の支持率は前週から3ポイント下がり、4月29日の国会議員の再・補欠選挙以降続いていた上昇傾向がストップした。新政治民主連合は2ポイント下落し今年に入って最低を記録した。

 調査は今月2~4日に全国の成人男女1005人を対象に実施した。

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