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マレーシア地震 キナバル登山者が複数死亡
6月5日 23時40分

5日朝、マレーシアのボルネオ島を震源とするマグニチュード6.0の地震があり、地元の当局はこの地震の影響で、キナバル山で登山をしていた複数の人が死亡したことを明らかにしました。
また130人余りが山に取り残されていましたが、近くの宿泊施設に到着したことが確認されたということです。
アメリカの地質調査所によりますと、日本時間の5日午前8時すぎ、マレーシアのボルネオ島北部のサバ州を震源とするマグニチュード6.0の地震がありました。
サバ州の当局の高官によりますと、地震による崖崩れなどで、標高4095メートルのキナバル山で登山をしていた複数の人の死亡が確認されたということです。
また、登山者137人が山の頂上付近に取り残され下山できなくなっていましたが、山岳ガイドやレスキュー隊の支援を受けながら自力で下山し、全員が標高およそ3200メートルのところにある宿泊施設に到着したということです。
キナバル山に登るためには、事前に名前などを届け出ることになっていて、ボルネオ島のコタキナバルにある日本の領事事務所がキナバル山の公園管理事務所に問い合わせたところ、名簿には日本人1人の名前が記されているということで、領事事務所で確認を急いでいます。
キナバル山を中心とした公園はユネスコ=国連教育科学文化機関の世界遺産に登録されていて、外国人観光客にも人気があります。

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