花房吾早子
2015年6月5日03時00分
大阪市東淀川区や旭区などで約3千人が犠牲になった第3次大阪大空襲から70年となる7日、市内で慰霊の法要が開かれる。高齢化が進む遺族らは、「もう戦争はさせん」という思いと、「いつまで続けられるか」という不安を抱えながら、その日を迎える。
空襲の死傷者が運び込まれた崇禅寺(東淀川区東中島5丁目)では午前10時から、犠牲者518人の名前を記した慰霊塔の前で追悼慰霊祭がある。今年は、空襲を知る前住職の体験記をボランティアが朗読する。
寺の近くで母を亡くした東淀川区の延山幸子さん(75)は慰霊祭に毎年参加している。しかし、父は20年ほど前に亡くなり、7歳上の姉は体を悪くして動けない。母と時を過ごした家族で慰霊祭に行けるのは、延山さんだけになった。
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