町村前衆院議長の葬儀 故人しのび1800人

6月5日 14時01分

今月１日に死去した町村前衆議院議長の葬儀が5日、東京都内で営まれ、安倍総理大臣や大島衆議院議長らおよそ１８００人が参列し、故人をしのびました。

今月１日に死去した町村前衆議院議長の葬儀は、自民党と町村家の合同葬として午前１１時から東京・港区の青山葬儀所で営まれ、与野党の国会議員らおよそ１８００人が参列しました。
この中で葬儀委員長の安倍総理大臣は、「町村氏の、国益を貫き主張すべきは主張し、信念を貫く姿には、心から尊敬の念を抱いていました。時代の転換点にあたって町村氏を失ったことは大きな損失ですが、バトンは私たちが受け継ぎ、必ずや次なる世代へとしっかり受け渡していく決意です」と弔辞を述べました。
また、友人を代表して、初当選が同期の大島衆議院議長が、「町村氏はわれわれ同期のエースで、国政のリーダーであり、幅広い分野での政策通ぶりは、与野党を問わず多くの議員からの信頼と尊敬を集めていました。町村氏の強い信念を継承し、国会が国民の期待と信頼に応えるべく、最善の努力をすることを誓います」と追悼のことばを述べました。
このあと参列者は、祭壇に掲げられた遺影の前で手を合わせて焼香し、故人をしのんでいました。