日本三大珍味の一つであるウニ。
口の中でとろけて感じる、甘く濃厚な味わい。そしてそれに続いて磯の香りが鼻腔いっぱいに広がっていく……。「日本人で良かった!」と思う瞬間ですよね。
本日は、なんとそんな贅沢な極上のウニをリーズナブルに「これでもか!」というほど堪能できてしまうウニ専門店「ウニ小屋」のこだわりにこだわった”本物の”ウニをご紹介させていただきます。
「ウニ小屋」ってどんなとこ?
お店の場所は高田馬場駅から徒歩3分ほどの路地を入ったところにあります。
店内はテーブル席と掘りごたつの座敷。カウンター席もあります。
このクッションが思った以上にふかふかで座り心地が良かったです。こういった気遣いって嬉しいですよね。
僕が訪れたのは水曜日の夜だったのですが、平日にもかかわらず、店内のテーブル席はすべて予約で埋まっていました!すごい人気……。これは予約して行ったほうが安心です。
こんなこだわりも。
なるほど~。良い品質のものを驚きの価格で提供ができている裏には、このような細かい工夫が積み重ねられているのですね!期待が高まります。
■「ウニ小屋」の魅力って?5選
1. まるで浜で食べるような鮮度!ウニのとろけるような感動が味わえる
このお店の目玉、ウニですが、これがただのウニではございません!
通常ウニは輸送される際の型崩れを防止するために”ミョウバン”という添加物が添加されていることが多いのですが、このミョウバンに苦味があるため、ウニにその苦味が残ってしまうそうです。
しかし、ウニ小屋のウニは”塩水ウニ”という、塩水に漬けて輸送されるため、本物のウニの味が堪能できるのです!
この日入ったのはキタムラサキウニ。なんとその日によって良いウニも変わるため、日ごとにウニの品種も変わるのだそう。ほえ~。
そんな社長さんのこだわりに、さらに期待が高まります!
2. ウニ、ウニ、ウニ!!ウニってこんなに食べ方があるの?!
このお店では鮮度抜群のウニを、ありとあらゆる食べ方で心ゆくまで堪能できます。
ウニ自体が珍味なのに、それをさらに珍味でいただけるなんて、最高です。バラエティーに富んでますね~。
もちろん、ウニ丼も。たしかに、このウニにイクラまで足されちゃったら、クリスマスと正月が一緒に来たぐらいの反則具合です!
3. 焼酎、日本酒も充実
最高のウニにはお酒が欠かせません!
こちらのお店ではウニをはじめ、新鮮な海鮮に合う、充実のラインナップが用意されています。
今回は社長さんオススメの芋焼酎をロックでいただきました。
社長さんは八丈島に住んでいたことがあるらしく、こちらは珍しい八丈島の焼酎。
僕は日本酒派で焼酎は普段はあまり飲まないのですが、この芋焼酎は芋独特の無骨さが抑えめで、甘みがあってスッキリしており、ぐいぐい進んでしまいました!
4. 常連さんならではの特典アリ!通うといいことが…
僕「あの~、さっきから気になってたんですけど、この隠し酒って何ですか?」
と聞くと、なんとメール会員になるとさまざまな特典があり、会員限定のお酒もあるとのこと。
そして出てきたのがこちらのメニュー。
な、なんと!!今をときめく日本酒「十四代」と「獺祭」が、しかもこんなにたくさん…。ただでさえ貴重な銘柄の日本酒をこれだけ飲めるというだけでも価値があります。
さらにはこんなポイントカードも。
来れば来るほどお得になるこのポイントカード。なんと最後には半額になってしまうという特典付き!え~!!こんなにサービスしてしまっていいの?!
社長さん「来てくれるお客さん、通ってくれるお客さんに何かしたいという気持ちなんです」
人情味に溢れた温かい言葉が沁みます。
この他、会員になるとマグロの解体ショーへの招待などももらえるそう。なんと現在メール会員は4500人にものぼるとのこと。ふむ、これはファンになってしまうのも納得ですね。
5. 友達・仲間との会話もいつも以上に盛り上がる!ウニをカジュアルにいただく
本格的な一級品のウニを普通の居酒屋感覚で立ち寄って楽しめるのもこのお店の特徴。店内にはテーブル席、掘りごたつの座敷、カウンター席と用途に応じて使い分けもできます。
特に海産物はその日とれたものによって美味しいものも変わってくるので、店員さんとコミュニケーションを取りながら何を注文するか考えるのも楽しいですね。
■「ウニ小屋」に来たらはずせない!厳選絶品メニュー3選
1. これを食べずに何を食べる!「水うに刺し 雲丹しゃぶ」
ドーン!!
贅沢盛られたウニの登場。これこれ!これを食べに来たんです!!
一緒に白エビの刺身も添えてもらいました。
器に氷を敷き詰め、その上に笹の葉を敷いているので、時間がたってもウニがぬるくなりません。まさに口に入れるその瞬間まで抜群の鮮度をキープできるというわけです。
まずはそのままいただきます。口に入れた瞬間とろけるほど柔らかいウニ。そして口いっぱいに広がる濃厚でクリーミーな甘み。それに続いて海の香りが口の奥に届きます。思わず「美味しい~~~」という言葉がもれます。
驚いたのが、まったく臭みや苦味がないこと。後味もスッキリです。これがミョウバンを使っていない塩水ウニの実力!僕は一体今まで何を食べていたんだ…。
一緒に出してもらった白エビも通常のエビよりやわらかいプリプリさで、口の中で溶け、甘くて美味しかったです。
続いて今度は塩をつけていただきます。こちらの塩も岩塩を使っているとのことで、ウニの甘みが引き立ちました。はあ~…幸せ。
2. 美味しいお酒がさらに進んじゃう!「うに屋の珍味 うに醤油漬け」
こちら、うにの珍味、醤油漬けです。醤油の塩味がうにの甘さを上手に引き立ててくれます。もうお酒がぐいぐい進んじゃう。
最後はシソと一緒にパクっ。シソの香りとの相性もバッチリで独特のハーモニーが口の中に広がります。
珍味は他にも佃煮と松前漬けがあります。全部一気に頼める三種盛りもあるので、こちらもオススメです。
3. 熱々をいただく!海鮮魚介の豪華共演、超濃厚「雲丹グラタン」
ウニだけでなく、エビ、イカ、ホタテなどの新鮮な魚介類が加わった極上のグラタンです。
この溢れんばかりのクリームソース。熱々で運ばれてくると同時にチーズの香ばしい香りが食欲を刺激します。
「はふはふ」と気をつけて口の中へパクリ。まったりと濃厚なクリームソース、そこへ加わるクリーミーなウニ、味わい豊かな魚介。見事に調和されたその味わいに思わずニンマリしてしまいました。
最初から最後までウニ尽くしで、これまでの人生で食べたことのあるウニの量を一夜にして上回りました!ウニってこんなに美味しくいただけるものだったんですね…。
社長のお客さんへのおもてなしの心から生まれたお値段以上の料理の数々とサービス。一度訪れればあなたもウニのとりこになること間違いなしです。
うに小屋 高田馬場店
TEL:03-6457-6137
住所:東京都豊島区高田3-10-14
管理栄養士 圓尾和紀
神戸出身。大学、海外、大学院で栄養学を勉強、研究した後、総合病院へ就職。生活習慣病の患者さんの食事指導をする中で「予防医療をしたい」ということで2013年に独立。現在はフリーランスで活動をしている。株式会社FiNCのアドバイザー、健康系の記事のライター、ファスティングの指導、通販番組への出演、講演など。スタッフが全員栄養士の「8時だョ!栄養士大集合」イベントの主催もしている。
ブログ:http://karada465b.minibird.jp/
Twitter:https://twitter.com/blk_sheep
(編集:フードクリエイティブファクトリー http://foodcreativefactory.com/)