イオン改革、安さから質へ転換 完全養殖マグロ「トップバリュ」で販売
SankeiBiz 6月5日(金)7時24分配信
イオンは4日、卵から孵化(ふか)させた完全養殖のクロマグロをプライベートブランド(PB=自主企画)「トップバリュ」から5日に売り出すと発表した。国際的な漁獲制限でクロマグロの品薄感が強まる中、完全養殖品の確保で安定的な供給につなげる。足元のトップバリュの販売は「安さ」重視のイメージが定着したことなどで苦戦が続いており、完全養殖マグロを「質」への転換に向けた改革の“目玉”として消費者に訴求する考え。
東京都江戸川区のイオン葛西店で4日、先行販売や試食、クロマグロの解体ショーなどのイベントが行われた。イオンリテールの土谷美津子取締役は「環境にも配慮したイオン独自の取り組みとして、広く知ってもらいたい」と強調した。
マグロの生産は、水産大手マルハニチロと鹿児島県の養魚会社が同県奄美大島近海で行う。民間企業が完全養殖のクロマグロを育てて出荷するのは初めて。今年度の販売は約2カ月間で、イオンで取り扱うマグロ類の年間販売の約5%にあたる3500尾、約10億円の売り上げを目指す。来年以降は、生産量を増やすことも検討する。
価格は天然のクロマグロとほぼ同じといい、100グラム当たり大トロが1922〜2138円、中トロは1382〜1922円、赤身が861〜1274円と設定した。
クロマグロをめぐっては、国際機関で30キログラム未満の未成魚の漁獲量を2002〜04年平均の漁獲実績から半減させることが可決されており、今後の供給不足懸念から価格の上昇基調が続く。
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