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処分場建設 自・公千葉市議団、選定再協議求め決議案提出へ 

著者: スイーツ王子 Rui./甘党類 (著者証明ハッシュ値 8b70d47426f2)



 東京電力福島第1原発事故で発生した県内の指定廃棄物の処分場候補地に東電千葉火力発電所(千葉市中央区)を選定した環境省の決定について、同市議会の自民、公明の両市議団が国に候補地選定の再協議を求める決議案を、8日に開会する平成27年第2回定例市議会に提出することが3日、同市議会関係者への取材で分かった。
 関係者によると、決議案は指定廃棄物を排出した自治体内でそれぞれ保管するための再協議を国に求めており、今回の候補地決定に対し、事実上受け入れを反対する内容。別の一部の会派もこの決議案に賛成するとみられ、4日の市議会議会運営委員会での審議を経て、本会議で賛成多数で可決される見通し。
 決議に法的拘束力はないが、可決されれば地元市議会が受け入れに慎重な姿勢を表明する形となり、地元の理解を得ながら早期建設を目指す環境省の今後の対応や、回答を保留している熊谷俊人市長の今後の判断に注目が集まる。
 決議案では、大地震発生時に液状化や津波で処分場が破損し、水質や大気が汚染されるおそれがあると指摘。
「住宅地に近接した場所で、住民の感情として到底受け入れられない」などとしている。
2日に同市議会で行われた環境省の同市議らへの説明では、各会派から選定結果に反対の声が相次いでいた。


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