「強制徴用施設の視察」韓国の市民団体、日本入国に4時間遅延(中央日報)
朝鮮人の強制徴用が行われた日本の産業施設を視察しようとしていた韓国の市民団体が、日本の空港で4時間にわたり入国を拒否されていたことが分かった。

3日韓国の市民団体「勤労挺身隊のおばあさんと共にする市民の会」によれば会員19人はこの日午前、仁川(インチョン)国際空港を出発して日本の長崎空港に到着した。しかし空港側は入国審査を拒否して一行は4時間ほど空港に待機する事態となった。

会員らは最近、日本政府がユネスコ世界文化遺産の登録を推進している日帝強制占領期間の強制徴用施設である端島(別名:軍艦島)炭鉱などを7日まで現地調査する予定だった。この市民団体は2010年6月に東京三菱重工業本社で勤労挺身隊被害者に対する賠償を要求する三歩一拜デモを行ったことがある。

これに関連して韓国外交部当局者は「在福岡総領事館が該当市民団体の入国遅延の事実を把握後すぐに日本の出入国当局と接触して、早期に入国を許容するよう強く要請した」と4日明らかにした。さらに当局者は「その結果、日本の出入国当局は該当市民団体の入国を許可して無事に入国できた」と伝えた。
(引用ここまで)

 ま、実際に韓国外交部の人間が日本に連絡をして、その圧力で入国審査をしたかどうかはともかくとして。うちの眉が唾で重くなっているのですが、そこはとりあえずスルーするとして。
 入国審査そのものを拒否した……という部分も若干、アレなのですが。まあ、それも置いておくとして。

 事実関係でまず間違いないのは、以下の通りかなと思われます。

 ・韓国の市民団体が軍艦島を視察しようとして来日
 ・長崎空港で4時間ほど待機させられた
 ・この団体は過去に日本の三菱重工前でデモをしたことがある

 どうも文脈的には徴用についてうだうだ言っている市民団体のようですね。
 3番目の、かつてのデモが認可されたものであったのかどうかがポイントだと思います。
 ゲリラ的なものであれば十数人ていどであっても、社会にとっては十分な脅威になります。
 特に韓国人のデモは容易に暴力的なものへと発展することがよく知られていますので。

 中央日報の記事ではまるで「不当な圧力を加える日本当局に、韓国の外交部が天誅を加えた」みたいなことになっていますが。
 日本当局の措置はまあ妥当なところですかね。
 この時間で警察等の関係当局に連絡をとっておいて、警戒させるというのはまあ普通のことでしょう。

 韓国みたいな専制国家であれば、入国禁止処分とかいとも簡単に出せるんでしょうけどねぇ……。