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最終更新:2015年6月5日(金) 4時57分

年金機構、ウイルス感染は本部の人事管理部に集中

 日本年金機構がサイバー攻撃を受け個人情報が流出した問題で、ウイルスに感染したパソコンは東京にある機構本部の人事管理部に集中していることが分かりました。本部のパソコンから情報が流出した可能性があるとみられています。

 日本年金機構では、これまでにサイバー攻撃を受けてパソコン27台がウイルスに感染したことが確認されています。このうち24台が東京・杉並区にある機構本部の人事管理部に集中していたことが機構への取材で新たに分かりました。

 先月23日から26日にかけて、この24台のパソコンから外部に向けて大量の不審な発信が行われていたことから、この部署のパソコンを通じて情報が流出した可能性があるということです。

 この部署の職員1人は機構側の聞き取りに対して「20日以降に不審なメールを開けたかもしれない」と話しているということで、機構では情報流出に至った経緯を、さらに調べています。

 また、厚生労働省は4日、外部の有識者による検証委員会を設置し、原因究明をすることにしています。(05日00:17)

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