メールを詐称して、ウイルス入り添付ファイルを実行させたり、攻撃スクリプトが仕込まれたWebページを踏ませてターゲットを攻撃する「標的型攻撃」。現在ニュースを騒がせている、125万件の年金情報を漏洩した事件も、この標的型攻撃が使われている。送られてきたメールが本物か、偽物か、その判断は大切だ。
で、で、でですよ。
昨日書いた「「Cadot」運営を自称するエクスバンスの弁護士から「名誉毀損&信用毀損だ」という連絡がきた」に関して、昨日の16時17分「cadot(カド)掲載内容に関して」というメールが、私に届きました。
株式会社エクスバンスのメディア事業部を名乗っている男性が書いており、約1700字にわたってイロイロと書かれていた。内容は、とても、とても、突っ込みどころがあり、ここで長々と書きたいのですが、それ以前に大きな問題がありました!
それは、
・Gmailのメールアドレスで送信されている
・メールの署名欄に会社の住所、電話番号が一切書かれていない
という2点。
ファンからのお便りや「イケダハヤトさんが最近トマトの写真をあげていません」といったタレ込みメールならGmailでも問題ないですが、弁護士が出てきて、名誉毀損じゃ、中傷記事を書きやがってなど言われ、イタイケナで善良なネットユーザーが虐められている場面で、いきなりGmailで当事者を名乗る人から来ても信用できません。「成りすましか、いたずらなのか?」と考えてしまいます。まさか株式会社エクスバンスは、自社ドメインのメールアカウントがないのでしょうか?
私はこの日記で、かなりの数の企業・組織にメールを送り、返信をもらいましたが、Gmailかつ署名欄に住所が書かれていないのは、今回が初めてでした(あの、「大麻報道センター」ですら、自社ドメインアドレスで返信をしてくれたぞ)。「取引先で出されたお茶を飲むか残すかのマナー問題」が大爆発するぐらいのビックリ★ビジネスマナーです。
以上の理由で、エクスバンスのメディア事業部を名乗っている人がホン者かニセ者かわかりませんし、同様にメールに書いてあることも嘘か本当かわかりませんので、対応は保留します。