トップページ社会ニュース一覧フィリピンのアキノ大統領の歓迎式典
ニュース詳細

フィリピンのアキノ大統領の歓迎式典
6月3日 14時15分

国賓として来日したフィリピンのアキノ大統領を歓迎する式典が3日、皇居で行われました。
2日、来日したフィリピンのアキノ大統領は午前9時半前、皇居宮殿に到着し、天皇皇后両陛下の出迎えを受けました。
フィリピンからの国賓は平成14年以来13年ぶりで、両陛下はアキノ大統領と握手をしてにこやかにあいさつを交わされました。続いて、天皇陛下が皇太子さまや安倍総理大臣をアキノ大統領に紹介されました。
国賓の歓迎式典は、ふだんは宮殿の前庭で行われますが、3日は雨のため宮殿の中で行われ、陸上自衛隊の音楽隊が両国の国歌を演奏しました。
アキノ大統領は出迎えた閣僚ら一人一人と、笑顔で握手をして歓迎に応えていました。このあと宮殿の「竹の間」で、両陛下とアキノ大統領の会見が行われました。
この席で天皇陛下が「両国の相互理解と友好関係が一層増進されることをうれしく思います」と歓迎のことばを述べられたということです。
そして、アキノ大統領が「日本が何十年にもわたってフィリピンを支援してくれたことに感謝します」と述べると、天皇陛下は「フィリピンの人々には日本のさまざまな分野で協力いただいています。特に近年は多くの看護師、介護士に来ていただいています」と述べられたということです。
両陛下は昭和37年にフィリピンを訪問されていますが、会見では大統領が改めて両陛下の訪問を招請したということです。

関連ニュース

k10010101791000.html

関連ニュース[自動検索]

このページの先頭へ