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FIFA事件 英「W杯開催引き受ける用意」
6月5日 7時01分

FIFA=国際サッカー連盟を巡る事件で、イギリスの文化・スポーツ相は、2018年と2022年のワールドカップの開催地を選ぶ過程でも不正が確認されれば、「投票をやり直す理由になる」としたうえで、要請があれば開催を引き受ける用意があると述べました。
サッカーのワールドカップは、2018年にロシアで、2022年にカタールで開催されることが決まっていますが、これらの開催地選定を巡って不正が行われていた疑いがあるとして、スイスの司法当局が捜査を進めており、アメリカのFBI=連邦捜査局も捜査に乗り出したと伝えられています。
これについて、イギリスのウィッティングデール文化・スポーツ相は4日、議会で、「もし選定過程で不正が行われた証拠があるなら投票をやり直す理由になる」と述べました。
また、特に2022年のカタール大会についての捜査に注目しているとしたうえで、「FIFAから大会開催を検討するよう要請があれば、われわれには十分な施設がある」と述べ、イングランドが開催を引き受ける用意があると明らかにしました。
イギリスは、2018年大会の開催地にイングランドが立候補したものの落選しており、サッカー発祥の地として捜査の行方に関心が集まっています。

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